【特集】 「教師力」を探る 連載一覧


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  • 12月08日

    【特集】教師力を探る 第11回 専修免許状と大学院での養成

     教員養成の改善をめぐって、基礎資格の修士化ないし「4+α」制の主張がされている。これは1年間の教育実習をさせるためであり、必要な教員を養成するために教職大学院を拡充するというものである。これは学部段階では教員免許状を出さない(当然短期大学でも)ことを前提としていることを注意したい。

  • 11月21日

    【特集】教師力を探る 第10回 多様な教員養成にこそ

     戦後の教員養成は、大学において行うことと、それを目的とする大学に限らず、一般の大学においても養成できるという開放制の原則に基づいて行われている。それは大学における自由な学問探究のなかで、一般教養と専門教養を身に付けた専門職にふさわしい教員を育てることを目的としたからであった。つまり教科書をそのまま教えるのではなく、自ら教材研究を行い、児童生徒の関心や必要に基づいて社会の形成者として育てることのできる教員を求めたからである。

  • 10月31日

    【特集】教師力を探る 第9回 「学ぶ機会」の保障こそ重要

     養成段階においては、「教師に必要とされる力」リストに明示された到達目標を目指して努力することが求められています。一人ひとりの子どもに丁寧に向き合う力、また保護者の様々な教育要求に応える力が必要とされ、そのため、コミュニケーション能力の育成が重要だと指摘されるならば、それを構成する下位項目の「人の話を聞く力」や「相手に自分の考えを適切に伝える力」を保証する「傾聴の方法」や「アサーショントレーニング」といった技術がクローズアップされて、それらが「習得すべき技術・知識」と位置づけられて教えられるようになっています。

  • 10月17日

    【特集】教師力を探る 第8回 資質能力とは何を指すか

     「価値の制度化は、人々の心理的不能化を引き起こす」と述べたのはI・イリイチですが、同様のことが、教師力をめぐる状況の中で起こっているように思われます。教師力の向上を目指した施策が強化されればされるほど、教師力は低下していくのではないでしょうか。なぜそのように考えるのか、それを2回のコラムでお話ししたいと思います。

  • 10月03日

    【特集】教師力を探る 第7回 実践性は実践の場でこそ

     「机上の学習ではそこだけで終わってしまいがちで、想像してもなかなか現場とつながることがなかったが、実際に自分が見て体験することで知識と現場が一致する教育実習はためになった」昨年に実施した玉川大学卒業生の新任教員調査(文部科学省委託事業「教員の資質能力の向上に係る基礎的調査」)では、このような教育実習への肯定的な記述が多くみられた。

  • 09月22日

    【特集】教師力を探る 第6回 実習校と大学の共同で役割分担

     現在、中央教育審議会に教員の資質能力向上特別部会が設置され、検討が進められている。今年1月31日には『教職全体を通じた教員の資質能力の向上方策について(審議経過報告)』がとりまとめられた。

  • 09月05日

    【特集】教師力を探る 第5回 選抜の強化と学生支援の充実

     2010年5月、保守党・自由党の連立政権が発足した。新政権の教育政策は、OECDのPISA(国際学力調査)の結果から得た教訓をもとに構想されている。教育改革のカギとなるのは教員、そして教授の質であるとされた。

  • 08月25日

    【特集】教師力を探る 第4回 教員は探求者として育成

     韓国や上海が必死に受験を目ざして勉強しているのに比べれば、勉強は学校の授業だけ、学習塾もなく、取り立てて受験勉強もせず、70日の夏休みはたっぷりと人間づくりというフィンランドが高学力グループに属しているのは、何とも不思議なことである。

  • 08月04日

    【特集】教師力を探る 第3回 読書から見る教員の研鑽

     教員の成長には、個々の教員がそれぞれ本を読んでいろいろなことを知り、考えるという側面が重要だと考えられます。一般に、「教員は、採用されたばかりのころには教育に関する本を読むけれど、ある程度現場に慣れてくると本を読まなくなる」というイメージがあります。これは事実なのでしょうか。

  • 07月25日

    【特集】教師力を探る 第2回 何がスキル形成に役立つのか

     教員のスキル形成には、どういう活動が役に立っているのでしょうか。今回は、一般教諭のデータ271票を分析して、この点を考察してみましょう。

  • 07月04日

    【特集】教師力を探る 第1回 スキルと自信はいつ頃形成されるか

     教育新聞社では、教員養成に携わる大学関係者らと「教育新聞教師力研究会」(代表・小笠原喜康日本大学教授)を発足させ、教師力について多角的に検討しています。同研究会では、現場の実態を踏まえた議論のために、教員の力量形成に関する緊急調査を行いました。  調査結果を数回にわたって連載しながら、教員養成の制度改革のあり方について考えていきます。

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