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[7月1日号]

◇志願者数は増加傾向

 月25日までに、28県市教育委員会が平成23年度選考の志願者数を発表した。志願者数は多くの県市で前年度に比べやや増加するか、前年度並みとなる傾向にある。  28県市の中で志願倍率が4倍を割り込んだのは、小学校採用枠では、千葉県・市(3・5倍)、静岡県(3・8倍)、岐阜県(2・8倍)、京都市(3・7倍)、岡山県・市(3・6倍)、山口県(3・8倍)の6県市。  首都圏や近畿圏の大都市部における小学校採用枠の倍率がやや上昇したのに対して、その周辺の地方都市圏が採用増加により倍率が低下している。

  ◇教員養成見直しの行方

 本紙でも詳報したが、川端達夫文部科学相は6月3日、教員養成・免許制度の見直しについて中教審に諮問した。教員養成課程の見直しについては、諮問理由の中で「教職課程の期間や内容の充実を図るべく見直しを行う」として、民主党の公約である「6年制化」の具体的な文言は盛り込まれなかった。
 民主党の当初案に対して、大学や教育委員会などから「学生の負担増から教員志望者が減少する」などの批判が上がったことに配慮したと見られる。
 文科省の政務三役は、様々なメディアで、教員養成を校長経験者などの実務者が教員を務める教職大学院に重点化する基本方針を示している。
 その一方で、大学院の修了年限2年にはこだわらないとの修正意見も表明された。現時点では、4年制課程修了時に教育実習(インターン)を義務づける案や、大学院修了年限を1年に短縮する案などが浮上している。
 そのほか、▽現行の教育学部や教職大学院以外の大学院教育学科等の扱い▽教職大学院等の定員増▽奨学金制度の拡充▽教育実習の受け入れ体制▽新制度への移行措置―など様々な課題がある。
 具体的な制度設計については、今後、中教審の特別部会で審議し、今年12月までに結論を出す。来年1月の通常国会での法案成立をめざす。
 

◇教員人事権を市町村へ移譲

 公立小・中学校教員の人事権を府から市町村へ――。橋下徹大阪府知事が進める教員人事権の市町村への移譲を実現するため、豊中市など府北部の5市町は6月24日、豊中市役所で合同の検討会議を開いた。今後、人事権移譲に向けた課題などを整理し、9月をめどに基本方針を策定することで合意した。  5市町村は、広域連合として来年度から人事権移譲をめざす。実現すれば、政令市以外への市町村への移譲は全国で初となり、教員の独自採用や異動などが可能になる。  そのほか、東大阪市など府東部3市、河内長野市など府南部9市町村、高槻市など府北部5市町も、人事権移譲に向けた検討に着手する。大阪府では今後、人事権とあわせて、給与など予算権も移譲する方針で、国に法改正を求めていく。

◇その他紙面―直前対策講座実況レポート ほか

[6月7日号]

◇7割の自治体が採用増へ

 平成23年度教員採用選考の採用予定者数が、前年度に比べ増加する県市が49県市に上ることが本紙の集計でわかった(表)。選考を実施する66県市のうち約7割にあたる。前年度に比べ4割以上増加する県市も、宮城県・仙台市、新潟県、岐阜県、岡山県・岡山市など12県市に上り、地方の都市部での採用増加が目立っている。  全国の採用予定者数は、事前に公表しない北海道・札幌市を除いて、2万7千634人となった。北海道・札幌市の例年並みの登録者数約1,000人を加えると、約2万8千600人に上り、前年度より約3,300人(約13%)増加している。

◇小で「算数・理科」教員の採用枠

  茨城県教委は今年度実施選考から、小学校の算数・理科教員に特化した採用枠を新設する。選考対象は、小学校教諭の免許状とあわせ、中学校教諭の数学又は理科の免許状の取得者(取得見込者)。算数、理科それぞれ15人程度の採用を予定している。試験は小学校教諭の一般選考と同一の内容で行い、一般の小学校教諭の採用枠と併願も可能。勤務は一般の小学校教諭と同じとなる。  同教委では、理数教員の専門枠の新設により、児童の理数離れの改善や教員の指導力向上をめざしている。
 

◇1次試験を2段階方式に

 賀県教委は今年度実施選考から、一次試験を一般・教職教養試験による選考(第1段階)と専門試験(第2段階)に分けて実施する。一般・教職教養試験において得点が基準に満たした場合に、第一段階の通過者として、専門試験による選考の対象となる。  そのほかの主な変更点は▽前年度2次試験受験者の不合格者は、今年度も同一の試験区分・教科を受験する場合は、1次試験の一般・教職教養試験を免除する▽合格者の採用内定時期を2月から9月中に早期化する▽小・中学校受験者で特別支援学校教諭の免許状取得者を加点申請の対象にする−など。

◇その他紙面―「教育時事」総まとめ ほか

[5月6日号]

◇他県の1次試験合格者を試験免除

 神奈川県教委は平成23年度採用選考から、他県の昨年度選考の1次試験合格者を対象とした「県外人材特別選考」を新たに実施する。
 「県外人材特別選考」の対象は、青森、山形、愛媛、沖縄の4県の平成22年度採用選考で、小学校区分の1次筆記試験を合格した者。選考内容は、1次試験を免除して、2次試験で個人面接、模擬授業、実技試験を実施する。同県では小学校教員の区分で、22年度採用の合格倍率が2・4倍まで低下。23年度の採用見込み数は580人程度と昨年度と同程度の大型採用を予定しており、人材の確保が大きな課題になっている。

◇最大規模の採用見込み480人

  京都府教委は4月27日、23年度採用選考の要項を発表した。採用見込み数は、昭和60年度以来、最大規模となる480人で、前年度から40人(9%)増加した。
 今年度の主な変更点は▽昨年度は講師経験者のみに適用した一般教養試験の免除を、元正規教員(2年以上勤務)にも拡大する▽県北部採用枠を「大学推薦特別選考」の志願者にも選択可能にする▽小・中・高校志願者の第2希望として、特別支援学校の選択を可能にする(免許取得者に限る)▽高校の「地理・歴史・公民」「理科」の出題形式を共通問題と選択問題(各科目の選択)の形式に変更する―など4点。
 

◇年齢制限を60歳未満に緩和

 愛知県教委は4月22日、23年度採用選考の概要を発表した。採用見込み数は小学校730人、中学校410人、高校320人、特別支援学校110人、養護教諭70人、栄養教諭10人の合計1650人。前年度に比べ小学校は微減(20人減)、中学・高校はあわせて50人増加した。  主な変更点は▽受験資格の年齢制限を60歳未満まで拡充▽「大学院進学による採用辞退者に対する特別選考」を実施―すること。選考日程は、願書受付5月12日〜25日(要項は4月30日から配付開始)、1次試験7月21日、2次試験8月23日・24日。

◇その他紙面―選考担当課長に聞く―23年度試験の動向パート3 ほか

[4月15日号]

◇東京、大阪で採用見込み約10%増

 4月9日までに、東京都や大阪府など合わせて13県市が、平成23年度公立学校教員採用選考の募集要項を発表した。東京都と大阪府は、前年度に比べ採用見込み数がそれぞれ約10%増加しており、中学・高校教員の採用拡大が目立っている。そのほか、さいたま市、横浜市、大阪市など都市圏では、小学校教員の大量採用が前年度並みに継続するか、やや減少し始める傾向が出ている。

◇川崎市「集団討論」を新設など

  4月9日現在、新たに判明した選考要綱の主な変更(パート1)は次の通り(本紙3月22日号掲載分を除く)。
 【群馬県】▽第1次試験で行っていた「小論文」を第2次試験で実施する▽小学校と中学校の併願を可能にする(小・中の両免許取得[見込み]者に限る)。
 【栃木県】▽教職経験により一部試験を免除した選考を新たに実施する。
 【川崎市】▽第1次試験の「集団面接」に代えて、新たに「集団討論」を実施する▽第2次試験の「場面指導」の内容を変更する▽小学校教員の一般選考を新たに九州会場(熊本県)で実施――など。
 【静岡市】▽小学校教員で「特別選考」を実施。
 

◇高知県「作文」から「学習指導案」へ変更など

 4月9日現在、新たに判明した選考要綱の主な変更(パート2)は次の通り(本紙3月22日号掲載分を除く)。
 【大阪市】▽「教諭・講師等経験者特例」(選考)において、筆答テストまたは論文テストを出願時に選択することを可能にする。
 【堺市】▽「小学校」と「特別支援学校小学校部」の募集区分を分ける▽「小学校・幼稚園共通」「特別支援学校小学部」に出願する場合は、「小学校」を第2志望として併願が可能に――など。
 【山口県】▽スポーツ・芸術特別選考に加えて、一般選考においても特定の教科・科目で併願を認める▽第2次試験の不合格者については、従来の第2次試験の試験項目ごとの評価ランクに加えて、第1次試験の試験項目ごとの評価ランクも併せて開示する――など。
 【高知県】▽第2次試験の「作文」に代えて、新たに「学習指導案作成」を実施する▽第1次試験の「集団討論」を廃止する▽東京都との協調選考の実施――小学校・特別支援学校小学校部の受験者は東京都を第2希望として併願できる――など。

◇その他紙面―選考担当課長に聞く―23年度試験の動向パート2 ほか

[3月22日号]

◇23年度採用選考の要綱発表が始まる

 千葉県・千葉市は15日、全国に先駆けて平成23年度教員採用選考の募集要項を発表、埼玉県、沖縄県も3月初旬、選考概要を発表した。3月下旬から4月にかけて、各県市の要綱発表と願書受付が本格的にスタートする。千葉県・千葉市は第1次選考を7月11日(日)、千葉・岩手会場に加え、新たに秋田・北海道会場(小学校教員のみ)で実施する。また、「講師等特例」選考に加え、新たに「特別臨時的任用講師特例」選考を実施し、1次選考を免除する。志願受付は4月12日(月)〜5月19日(水)まで、すべて簡易書留による受付となる。

◇都と秋田・高知・大分県が共同選考

  東京都と秋田県、高知県、大分県の3県は全国で初めて、23年度選考から小学校教員の共同(併願制度)選考を実施することを発表した。3県を志願する際に、都への併願を希望すれば、1次選考の成績次第(不合格となった場合も含む)で、都の2次試験の受験資格を得ることができるしくみだ。秋田県とは、都で採用された後、同県の教員として戻ることも可能にする。高知県も同様の人事交流を検討している。

◇埼玉県「場面指導」から「討論」へ変更

 埼玉県は第1次試験を7月11日(日)、県内会場のほか、仙台市・弘前市会場で実施することを発表した。志願書の交付は4月中旬、受付期間は郵送の場合5月18日消印有効まで(持参は5月20日〜24日)。主な変更点は、小・中・養護教員の面接試験における「場面指導」を廃止し、「課題討論」を導入することなど。

◇その他紙面―選考担当課長に聞く―23年度試験の動向 ほか

[2月11日号]

◇都教委の第2回選考結果

 東京都教委は1月15日、平成22年度採用の第2回小学校教員採用選考の結果を発表した。  受験者数は8876人に対し合格者は151人で、合格倍率は5・8倍となった。  第2回目の選考は今年度から始まり、東北、九州の2会場で実施された。通常の選考よりも高い倍率となった。

◇府教委が23年度説明会

 大阪府教委はこのほど、23年度選考の説明会を4月3日から全国6会場で開催すると発表した。  参加申し込みはパソコン・携帯電話の府教委ホームページの専用フォームから。  各会場と日程は次の通り。▽高松会場4月3日▽岡山会場4月4日▽大阪会場4月10日▽東京会場4月11日▽名古屋会場4月17日▽福岡会場4月18日。

◇試験まであと5ヶ月、押えたい5つの対策

平成23年度採用選考の試験本番まで、あと5カ月。本格的に試験対策を進めるために、改めて確認しておきたい「試験情報」「筆記対策」「論文対策」「面接対策」「現場体験」の5つの分野のポイントを示した。参考にしてほしい。

[1月18日号]

◇23年度採用選考の行方

 平成23年度教員採用選考では、新たに東京都が地方県との共同選考を実施する見込みで、採用の少ない地方の志望者の選択肢がより広がる。全国的な採用動向は、小学校教員枠では、大都市圏を中心に大量採用が継続するほか、中学・高校教員枠でも、やや採用が増加する見込みだ。  大量採用のピークに達している東京都では小学校教員の確保が難しくなっており、22年度選考では、地方県在住者を対象に異例の追加選考を実施した。23年度選考では同じく小学校教員枠で地方県の一次試験で都と併願できる共同選考を、東北・四国・九州の2〜3県と実施する見込みだ。  一方の地方県では優秀な教員が大都市圏に流れることへの懸念もある。徳島県では、23年度選考から県内の臨時教員に一部試験を免除する特別選考を実施する。また、宮城県・仙台市では昨年12月、23年度選考の説明会を東京で初めて実施した。どちらも大都市圏への人材流出への対策の1つだ。  大都市圏と地方が人材確保で対抗する構図があり、地方出身者は、採用の少ない地元県を優先するか、採用の多い大都市圏での受験も視野に入れるか、選択肢がより広がる傾向にある。

◇選考担当課長に聞く-求める教師像ほか

 前号に続き、23年度教員採用選考に向けて、各教育委員会の選考担当課長に「求める教師像」と「重点施策」を聞いた。人物重視の選考に対応するためには、採用方針の根幹をなす「求める教師像」と、教育課題の解決に向けた「重点施策」をしっかり理解する必要がある。各教委の取り組みに応える人物像を理解するため、参考にしてほしい。

◇教員採用選考県市別基礎データB

平成22年度教員採用選考の実施内容を掲載する。今回は東海・北陸編。筆記・論文・面接試験等の特記事項やポイントもあわせて解説する。

[12月17日号]

◇選考担当課長に聞く―求める教師像

平成23年度選考に向けて、各教育委員会の選考担当課長に「求める教師像」と「重点施策」を聞いた。人物重視の選考に対応するためには、採用方針の根幹をなす「求める教師像」と、教育課題の解決に向けた「重点施策」をしっかりと把握する必要がある。各教委の取り組みに応える人物像を理解するために、参考にしてほしい(今号から順次掲載)。

◇解説・求める教師像にどう応えるか

教育委員会から示された「求める教師像」を、受験者はどう理解したらいいか。採用選考の指導で実績のある萩原信一(財)日本進路指導協会理事に話しを聞いた。萩原理事は「『求める教師像』や『重点施策』で挙げられた事柄を、自分の教育活動の中でどう汲み取り実践するか、そこまで深めていくような勉強や受験対策が必要になる」と強調した。

◇教員採用選考県市別基礎データA

平成22年度教員採用選考の実施内容を掲載する。今回は関東・甲信越編。筆記・論文・面接試験等の特記事項やポイントもあわせて解説する。

[11月19日号]

◇最終合格者は2万8千人

11月13日までに、平成22年度教員採用選考を実施した全69県市の合格発表が行われた。最終合格者数(栄養教諭を除く)は2万8605人で、前年度よりも約1000人増加した(表)。校種別の合格者数と平均倍率(受験者数に対する合格者数)は、小学校教員(一部他校種含む)は約1万3400人、約3・9倍だった。中学校教員(一部他校種含む)は約8300人、約6・7倍。高校教員(一部他校種含む)は約4000人、約8・5倍。特別支援学校教員は約1800人、約4・3倍。養護教員は約983人、約8・9倍。

◇都教委が23年度選考の説明会

都教委は12月1日と4日に、平成23年度教員採用選考の説明会を都庁で開催する。都の現職教員が学校現場や試験準備について話す。申し込み方法などの詳細は、後日、発表の予定。

◇本紙読者が綴る合格体験記

平成22年度教員採用選考に合格した全国の本紙読者に、来夏の選考を受験する後輩読者に向けて、合格の秘訣や試験対策のポイントなどをアドバイスしてもらった。今号から順次紹介していくので、合格者の生の声を参考にしてほしい。

◇その他紙面―県市別採用試験基礎データ@ ほか

[10月19日号]

◇神奈川県教委が合格最低点を初公表

神奈川県教委はこのほど、今夏実施の平成22年度教員採用選考の第1次試験における合格者の最低点を公表した。選考の透明化を図るため、全国に先駆け、今回から公表を始めたもの。一般選考における「一般教養・教職教養・教科専門」試験の合格最低点は、200点満点中73〜144点、正解率は36〜72%だった。 

◇辞退者の補充で異例の追加選考

東京都教委は9月、22年度採用選考で異例の追加選考を発表した。そこで本紙は、藤本龍夫・同教委人事部選考課長に今回の措置のねらいと今後の取り組みについて話を聞いた。藤本課長は、例年、合格者から1〜2割程度の辞退者が出ており、従来どおり、その補充に臨時的採用教員を充てたり、合格者の上乗せを行うと、採用倍率の低下が著しくなるため、今回の追加選考に踏み切ったことを明らかにした。また、来年度から、他県の一次選考で東京都を併願できる「協調選考」など、2〜3県と連携した選考の導入を目指すと話した。

◇22年度選考の最終合格発表続く

10月9日までに、39都道府県市が平成22年度教員採用選考の最終合格者を発表した(2面に一覧表)。これまでのところ、兵庫県など4県が全体で1000人以上の大規模な合格者を出した。神奈川県、横浜市、広島県(広島市含む)では、小学校教員の実質的な合格倍率が2倍台まで下がったが、受験者数は前年に比べ、小学校教員を中心に増加した県市が少なくない。

◇その他紙面―人物評価観点、30県市を本紙が分析 ほか


[9月17日号]

◇都教委が22年度選考を追加実施
 

東京都教委は9月4日、平成22年度教員採用の追加選考を東北・九州の2会場で実施することを発表した。今夏の東京都選考を受験していない者を対象に、小学校教員(全科)の一般選考、大学推薦、障害者特別選考の3選考を行う。公立教員の採用選考で、追加選考が実施されるのは異例。

◇全国校長会長に聞く「現場が求める教師像」

 

学校現場はどんな教師を求めているか――。教員採用におけるキーパーソンの1人は、現場の校長だ。選考の採点官や面接官のほとんどは、校長ら現場の管理職が務める。つまり、彼らがどんな人材を評価するのかが、合否を左右するということだ。そこで本紙では、小・中・高校と特別支援学校の全国校長会長に、それぞれの学校種における課題と、求める教師像について話を聞いた。学校現場の課題を解決するために、どんな教師が求められているのか、参考にしてほしい。

◇よこはま教師塾が塾生を募集

横浜市教委は10月1日から、横浜市立小学校教員の志望者を対象とした「よこはま教師塾」の第4期生を100人募集する。  開講期間は平成22年4月から翌年3月まで、土曜日を中心に活動する。カリキュラムは、指導案作成や模擬授業などの演習のほか、市立学校での指導補助や、土曜学校での授業を担当する。  募集期間は、10月23日まで。11月上旬に第1次選考(書類審査・論文)、12月中旬に第2次選考(面接)を実施する予定。募集要項は市教委のホームページから。


[8月3日号]

◇神奈川県、栃木県などで出題ミス
 

7月上旬から下旬にかけ、平成22年度教員採用選考の第1次試験が各県市で実施された。  神奈川県教委では、高校公民の教科専門試験で問題の1つに出題ミスが判明したほか、静岡県教委では、特別支援学校の筆記試験で問題の一部を誤って配布するミスがあった。栃木県教委、青森県教委、熊本県教委でも出題ミスが判明している。  志願状況は、一部の大都市圏の県市で志願者数が増加するか、採用数が減少したため、志願倍率が上昇した。小学校教員の志願状況は、昨年に引き続き低い倍率が続いている。

◇鳥取県が評価観点など示す

平成22年度選考では、選考基準を公表する県市が増加している。7月6日には鳥取県教委が、22年度選考の配点と選考基準を公表した。配点は、筆記・実技試験300〜350点(校種により異なる)、集団面接240点または360点(校種により異なる)など。面接試験の評価観点では、「チャレンジ性・協調性」「人間関係能力」など5つの観点が示され、「組織の一員として、協力しながら教育活動に取り組むことができる」など具体的な着眼点も説明された。

◇第2次選考直前・人物評価を高めるポイント

今夏の教員採用選考も、いよいよ第2次試験に突入する。今号では、多くの県市で行われる「集団討論」「模擬授業」「場面指導」についての対策をまとめた。過去の試験官や受験生の分析をもとに、人物評価を高めるポイントを解説する。(以下省略)

◇その他紙面―本紙読者が綴る面接試験レポート ほか


[7月6日号]

◇小学校の志願倍率、10県市で4倍割り込む
 

6月30日現在、31都府県市教育委員会が22年度選考の志願者数を公表した。そのうち、志願倍率が4倍を割り込んだのは、すべて小学校教員の採用枠で、埼玉県、さいたま市、千葉県、神奈川県、川崎市、静岡県、愛知県、滋賀県、広島県・広島市の10県市。例年通り、都市部を中心に低倍率が続いている。  一方、東京都は、小学校教員の志願者が862人増えて、志願倍率も前年度の3・8倍から4・7倍まで上昇。中学・高校教員の志願者も1562人増えて、志願倍率は前年度11・5倍から13・9倍に上昇した。  東京都以外は、前年度に比べ志願者数はほぼ横ばいで、志願倍率も前年並みとなっている。

◇新採教員の免職処分取り消し

大阪高裁は6月4日、京都市教委が新規採用教員を「指導力不足」を理由に分限免職にした処分の可否が争われた訴訟の控訴審判決で、一審の京都地裁に続いて免職処分を取り消し、市教委の控訴を棄却した。  京都市教委は04年4月に同教員を採用、1年間の条件付採用後の05年3月末、担任するクラスが学級崩壊となったことを理由に、「適格性に欠け、勤務実績が不良」として分限免職した。  赤西芳文裁判長は「処分は裁量権の行使を誤っている」として、京都地裁の処分取り消しの判決を支持した。条件付採用期間の教員の免職処分の基準については、▽職務成績が不十分な場合も、将来に成長する資質・能力があるか否かという観点で判断すること▽判断にあたっては、職場の適切な支援・指導や整合的な評価基準があることなどが前提条件として必要であること―などを示した。その上で、クラスが学級崩壊になった状況について「支援体制が不十分で、同教員の能力不足が主な原因とは言えない」とし、「管理職の評価には客観的に合理性があるか疑わしい」と認定した。

◇滋賀教師塾が塾生を募集

滋賀県教育委員会はこのほど、「滋賀の教師塾」の第3期生の募集を開始した。滋賀県の小・中学校教員をめざす大学生・大学院生と社会人を対象としたスタンダードコースで130人程度、滋賀県で任用されている臨時講師らを対象としたアドバンスコースで50人程度を募集する。  開塾期間は10月から来年6月まで。校長や指導主事が講師を務める必修講座のほか、10日間程度の学校実地の研修を行う。出願は郵送のみで受付期間は6月29日から8月7日まで。志願書は教委のHPから入手できる。

◇その他紙面―「直前対策講座」実況レポート ほか


[6月8日号]

◇都教委が地方教委と提携めざす
 

教員の大量採用が続く東京都教委は、採用の少ない地方の教育委員会の選考で不合格となった受験者を、成績次第で東京都の教員に採用する方式を検討していいることが、このほど明らかになった。地方の教育委員会と協定を結び、平成23年度採用選考から導入をめざしている。

◇大阪府教委・志願倍率が6・1倍に

大阪府教委は5月29日、平成22年度採用選考の志願者数を公表した。約2020人の採用予定数に対し、志願者数は1万2250人で前年度よりも1043人減少した。全体の志願倍率は6・1倍で0・1ポイント下がった。前年まで合同実施の堺市は、今回から独自募集となっている。

◇小学校教員選考で英語を追加

福岡市教委は5月29日、選考要項の配布を開始した。採用見込み数は小学校110人、中学校70人、特別支援学校20人、養護教諭4人の計204人。第1次選考は7月19日、第2次選考は8月19〜28日のうち1日または2日で実施する。願書の受け付けは郵送で6月1日から19日まで(当日消印有効)。  主な変更点は▽第2次試験の専門記述試験を廃止し、第1次試験の専門択一試験に記述式を追加▽小学校及び特別支援学校小学部の受験者対象の一般教養試験において英語能力を確認する試験を追加――など。

◇その他紙面―本紙読者が綴る面接試験レポート ほか


[5月4日号]

◇22年度教員採用選考願書受付始まる
 

平成22年度公立教員採用選考の募集要項の配布と願書の受け付けが、4月上旬から首都圏、近畿圏、東海圏など都市圏を中心に各教育委員会で始まった。大分県の教員採用汚職事件を受け、多くの教委が選考基準の公表や選考内容の一部変更などを実施している。

◇京都府教委・採用見込み過去20年で最多

京都府教委は4月27日、要項配付を開始。採用見込み数は過去20年間で最多の440人となった。22年度選考から、講師経験者に対する一部試験免除を導入するほか、すべての選考区分での受験年齢制限を50歳未満に引き上げる。第1次試験は筆記試験を7月26日、面接試験を7月18日から20日に行う。

◇埼玉県教委・専門試験をマークシートに

埼玉県教委は4月20日、要項配付を開始。22年度選考の採用見込み数は1305人程度(前年度1255人)となり、高校教員の採用枠が前年度200人から250人に増加した。  22年度選考の主な変更点は、小・中学校教員、養護教員の選考では、専門分野の試験をマークシートに変更するほか、第1次試験の集団討論と、第2次試験での実技試験の水泳を廃止する。小学校教員の第1次試験会場として、新たに青森県弘前市を加える。第1次試験は7月12日に実施する。

◇その他紙面―本紙読者が綴る面接試験レポート ほか


[4月9日号]

◇選考内容を見直し 大分県教委 人物重視の配点に
 

大分県教委は3月18日、平成22年度教員採用選考の概要を公表した。新たに第3次試験を追加し、試験内容の一部を変更する。各試験の位置づけを明確にし、第1次試験では基本的知識、第2次試験では専門性、第3次試験では人間性を判断する。試験日数は従来どおり3日間で行う。試験内容の主な変更点は第1次試験の筆記試験(一般、教職教養、専門)をすべて択一式にするほか、第2次試験の模擬授業を面接から独立し、新たに口頭試問を実施する。また第1次試験の作文・面接(集団討論)を廃止し、第3次試験で個人面接、集団面接、集団討論を実施する。第1次試験の合格者枠については、採用予定者数の3倍(21年度)から4倍に拡大する。各試験の配点も変更し、第1次、第2次、第3次の配点割合を1対2対2(前年1対1)とし、人物評価の試験をより重視する。  詳細な実施要項は5月ごろ公表する。

◇都教委 願書受け付け開始

 東京都教委は3月23日、平成22年度教員採用選考の実施要項を発表した。22年度選考から、第1次選考を東京会場に加えて東北会場(仙台市)で実施するほか、教職経験者等の特例選考における年齢制限の撤廃、教職大学院生を対象とした大学推薦選考――を実施する。採用見込み数は、全校種あわせて2325人(前年度2355人)で、前年度並みとなった。

◇22年度から独自選考 堺市が概要を公表

 堺市教委は3月25日、平成22年度教員採用選考の概要を発表した。これまで大阪府と共同で選考を実施してきたが、22年度から単独実施に切り替える。採用予定数は小学校約180人、中学校約90人など全校種合わせて約290人。実施要項の配布は4月1日から始まっている。出願期間は電子申請が6月3日午後5時まで(簡易書留・持参はホームページ参照)。

◇その他紙面―選考担当課長に聞く 22年度採用選考 ほか


[3月16日号]

◇22年度選考募集要項の配布を開始 千葉県・市教委
 

千葉県・千葉市教委は3月6日、平成22年度教員採用選考の募集要項を発表した。第1次選考は7月12日に実施、出願の受け付けは4月13日から5月22日まで。22年度選考の要項発表は、同県市が全国で最初となる。昨年度からの主な変更点は、「教職教養」「専門教養」の解答方式をすべてマークシート式に変更したほか、昨年度の各試験の配点や採点基準等(表)の公表など。第1次選考では「小論文」「専門教科」「教職教養」を実施する。第2次選考は8月21日から23日(小学校)、同28日から30日(小学校以外)で、「個別面接」「模擬授業」「適性検査」「実技検査」を実施する。

◇1次選考は7月18日 愛知県教委

 愛知県教委は2月12日、22年度教員採用選考の日程や変更点などの概要を発表した。受験案内の配付は4月下旬から行い、願書受け付けは5月14日から27日まで、第1次選考は7月18日に実施。主な変更点は「芸術(音楽・美術)・スポーツ特別選考」や「英語有資格者特別選考」を新設し、大学院進学による採用辞退者への優遇措置を設ける。  試験説明会は4月29日に県内2会場で実施するほか関東会場(4月25日)など県外4会場でも実施する。

◇一般教養に英語を導入 沖縄県教委

 沖縄県教委は2月16日、22年度教員採用選考の概要を発表した。実施要項の配布は4月末日、願書の受け付けは5月の連休明けをそれぞれ予定し、第1次試験は7月19日と20日(保健体育実技)に実施する。主な変更点は、選考方式では、教職経験者、スポーツ・芸術の実績者、社会人経験者に対し、それぞれ選考を行い、試験の一部を免除する。試験内容では、一般教養に英語を導入するほか、従来の英会話面接を小学校以外は廃止する。また、パソコン実技も廃止する。

◇その他紙面―選考担当課長に聞く 22年度採用選考 ほか


[2月12日号]

◇外国語活動の試験実施を求める
 

文部科学省はこのほど、小学校教員の採用選考に外国語活動に関する試験内容の追加を求める通知を、選考を行う64県市教育委員会に出した。平成20年告示の小学校学習指導要領から外国語活動が加わり、21年度には先行実施が可能になることから、外国語活動に対応した採用選考の実施を求めたもの。

◇大阪府教委 22年度選考の説明会受付

 大阪府教委はこのほど、平成22年度公立学校教員採用選考の説明会への申し込み受け付けをスタートした。  説明会は大阪会場(4月4日)のほか、広島(4月5日)、名古屋(4月11日)、福岡(4月12日)、高松(4月18日)、東京(4月29日)の6会場で実施する。   内容は、大阪府の選考試験の特徴や求める教師像についての講演のほか、新任教員が受験体験談を語るパネルディスカッションなどを実施する予定。会場では受験案内も配付される。

◇地方の教員志望者対象にバスツアー

 都教委は2月10日、東京都の教員を志望する仙台市在住者に対し、都内の公立学校を見学するための日帰りバスツアーを初めて実施した。仙台駅から都内の学校までの往復バスを都教委が無料で提供。当日は、都内の公立小学校の授業参観や子どもや教員との交流会が行われた。

◇その他紙面―専門教養の対策を進めよう ほか


[1月15日号]

◇20年度教員採用試験採用倍率6・5倍
 

平成20年度公立学校教員採用試験(19年実施)の採用倍率が、前年度より0・8ポイント下がって6・5倍となり、14年ぶりの低水準となったことが、文部科学省が昨年末にまとめた調査で分かった。採用者数は2万4850人(前年度比約2200人増)となり、高校教員は5年ぶりに増加に転じた。

◇55県市が選考基準を公表

 平成21年度教員採用試験(20年実施)を実施した64県市教育委員会のうち、選考基準の公表を行った県市は、前年よりも25県市増加して55県市に上ったことが、昨年度末に文部科学省がまとめた調査結果から分かった。

◇教員5人を独自採用 東京・品川区

 東京・品川区教育委員会は昨年12月24日、来年度から区が初めて独自に採用を行う教員5人を決定した。  独自採用の教員は、区が進める小中一貫教育を担う人材として、現職教員または教職経験者に限定して今回初めて募集を行った。16都道府県から113人の応募があり、倍率は55倍の高い水準となった。


◇その他紙面―本紙読者が語る合格体験記 ほか


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