ニュース NEWS

馳浩文科相は2月9日の閣議後会見で、危険視されている「組体操」について、年度内に指針を示す方針だと語った。組体操を実施中にけがを負った児童生徒は、平成23年度以降、4年連続で8千人以上に上っている。骨折などの重傷を負うケースも起こっている。

 川崎中1殺害事案の判決を前日に控え、川崎市教委は2月9日の定例会で、再発防止についての進ちょく状況を報告した。昨年11月に運用が開始された学校警察連絡制度(学警連)では、7件の非行事案情報が共有されたほか、スクールソーシャルワーカー(SSW)の体制を見直し、児童生徒の問題を把握するために、学校巡回を強化するなどの不登校対策が実施されている。

文科省のいじめ防止対策協議会(座長・森田洋司鳴門教育大学特任教授)は2月9日、不登校に関する指針をまとめた。重大事態であるいじめを原因とした不登校が発生した場合、7日以内に教委へ報告するなどの要件を明示した。今月中には、全国の都道府県・政令指定都市教委などを通じて学校に通知される。

道徳教育に係る評価等の在り方に関する専門家会議は、第8回会合を2月9日、都内で開いた。中教審教科別ワーキンググループの協議状況などを踏まえ、道徳教育や道徳科の評価のあり方について議論を深めた。全教育活動で進める道徳教育と道徳科の目標を区別した評価の重要性や、子どもが自分の長所に目を向ける個人評価、各学校で子どもの成長の軌跡を記録するための工夫などが示された。

経産省は、理工系人材育成に係る現状分析データの整理(学生の文・理、学科選択に影響を及ぼす要因の分析)について、結果を公表。文・理、学科選択にあたっては、教科の得意・不得意が大きく影響し、理系選択には将来の仕事との関連性が深いと分かった。進路選択には、親の影響も大きいとした。

中教審初等中等分科会教育課程部会の社会・地理歴史・公民ワーキンググループの第5回会合が2月8日、文科省内で開かれた。

ニュース解説 COMMENTARY

これからの学校教育では、グローバル化への対応が、大きな柱の1つである。これについて否定する者は誰もいない。だが、日本語指導を要する外国人児童生徒への対応で、市を挙げて取り組んでいる愛知県豊橋市について報じた記事(本紙1月25日付/文科省の外国人児童生徒の教育支援に関する有識者会議でヒアリング)からは、「もう1つのグローバル化」という問題が浮き彫りになってくる。

社説 OPINION

文科省が平成19年度から実施している全国学力・学習状況調査で、秋田県の小・中学校が常に全国トップクラスの好成績を収めているのは、よく知られている。その要因が探究型授業、すなわちアクティブ・ラーニングの実践によるとの、注目すべき報告があった。

学校経営 MANAGEMENT

「真正の評価」とは、現実の状況やそれに近い状況において、学習者が学んだことが実際に生きて働くものとなっているかを評価することの重要性を指摘する考え方である。

教育実践 PRACTICE

「やった。今日から国語辞典の勉強だ」「あれ、ぜんぜん分からないぞ」「あいうえおの順番に並んでいるんだけど、見つけるまでにすごく時間がかかるなあ」――。

企画特集

教材発行各社の協力で、平成28年度用副読本を紹介する。子どもたちの実態に合った副読本をそろえるために、役立ててほしい。

教採対策  EXAMINATION

文部科学省は1月29日、平成28年度公立学校教員採用選考試験の実施方法に関する概要調査をまとめた。

教育ICT EDUCATION ICT

 教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大学総長)が2月4日、官邸内で開かれた。特に優れた能力を持つ子どもたちの力をさらに伸ばす教育や、学力に応じた教育について議論が交わされた。

総合 GENERAL

霜が降り続いた1月末、湿地にカエルの卵塊を見つけた。数にして30個以上。「ヤマアカガエル」の卵塊だ。ヤマアカガエルは、その名前の通り、山地や森林とその周辺の田んぼなどを主な生息場所としている。

コラム COLUMN

教育課題の中でも不登校の解消は最も困難な問題の1つである。こう痛感する教育関係者は多いだろう。文科省の不登校に関する調査研究協力者会議(森田洋司主査)の取材を通じて、常に感じる印象である。

書評 BOOK REVIEW

子どもには笑顔がよく似合う。しかし、そのかけがえのない笑顔を失ってしまっている子どもたちがいる。