(読者の窓)伝えたい思い

5歳児の子供が、まりをつく数を競う遊びを楽しんでいました。保育室に声援が響き、まりをついていたあゆさん(仮称)が「数えていたけど、分からなくなっちゃった」と涙ぐみながら先生の所へ来ました。あゆさんは自分の思いを伝えることが苦手な子でした。先生は「応援がうるさかった? 一緒に数えてあげようか?」と言葉をかけ、たかしさん(仮称)も「もう1回やろう」と慰めました。

遊びが終わり、あゆさんが先生の側に来ました。「あのね、さっきのはそうじゃなくてね、応援はうれしいのだけど『あゆちゃん、あゆちゃん』って名前を言うのではなくて、数えてくれる応援がよかったと思ったの」と言いました。……

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