総合教育センター情報 学校園内OJTの活性化に向けて

今すぐできる学校園内研修の発信

名古屋市教育センターでは、学校園内OJTの活性化に向けて、昨年度末に、「教員育成指標活用ガイドブック」と「今すぐできる校内研修リーフレット」を名古屋市立全学校園に配布しました。

本号では、このガイドブックやリーフレットの内容について紹介します。

教員育成指標の活用を目指して

「教員育成指標活用ガイドブック」は、三部で構成しています。①教員の資質能力を、名古屋市教員育成指標を基に自己評価する方法②研修計画作成補助ソフトウェア「研修つく~る」(教育センター研究グループが作成した自作ソフト)の使い方③資質能力に応じた教育センター研修、学校園内研修、自主研修の紹介といった流れでガイドしていきます。

特に、学校園内研修については、『いつでも、短時間で少人数』をキャッチフレーズに教育センターの教員育成指標研究グループが作成した研修プログラムを「研修つく~る」から取り出せるようにしています。

例えば、学級経営力の向上を課題にした場合、「研修つく~る」の自己評価シートの集団経営のボタンを押す→コンピュータ画面上に学級力向上を図る研修プログラムと研修シートが画面に表示される→研修プログラムと研修シートを印刷する→研修プログラムに沿って少人数で研修に取り組む。といった流れで自主的に研修に取り組んでいきます。

このように、コンピュータソフトウェアを使い教員育成指標の活用を図っています。

教員の授業力向上を目指して

どの学校園でも、授業(保育)の質的向上を図ることは重点課題に位置付けられていることと思います。

研究調査部では、他都市の授業研究の取り組みをリサーチして、名古屋市立学校園で行っている授業研究の充実に向けて「今すぐできる校内研修リーフレット」を作成しました。

リーフレットには、学校園ぐるみで授業力向上に取り組む研修の流れや研修に必要なツールがパッケージされています。

特に、『優れた授業の10条件』や『授業力改善checkシート』は、授業観や授業研究のねらい、授業参観の視点について教員間の共通理解を図るために有効なツールとなります。

校務分掌で、授業研究を推進する立場になると、どのように研修を進めていこうかと悩むところですが、このリーフレットがあれば、授業提案から研究協議の在り方、授業参観の仕方が網羅されており、円滑に学校園内研修の企画・運営ができることと思います。

以上、簡単ではありますが、「教員育成指標活用ガイドブック」と「今すぐできる校内研修リーフレット」を紹介してきました。学校園では、働き方改革が進められています。今後、勤務場所を離れて取り組む集合型行政研修の在り方も見直されていくことになるでしょう。

名古屋市教育センターでは、10年先の研修の在り方を見据えて、今後も、学校園内研修によるOJTの促進に役立つ資料を発信していきます。

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