心に響いたことば(23) 向き不向きより、前向き

校長室にある黒板の片隅に、「お気に入りのことば」を書いています。

それは、小説の中の一節であったり、講演などでふと心に残ったことばであったりしますが、それを日々目にすることで、時には自分を励まし、時には自分を戒め、自分の考え方を振り返ったり、自分の気持ちを奮い立たせたりしてきました。

さて、毎年新年度になると、このことばを黒板に書いています。

「向き不向きより、前向き」

誰の言ったことばなのかもわかりませんが、新しい環境の中で立場や役割が変わって、自分はこの立場に向いているのかと少し戸惑ったり不安を感じたりしている生徒や先生に(そして校長としてこれでいいのかと迷う私自身にも)、このことばがまず一歩踏み出そうとする気持ちを応援し、背中を温かく押してくれるように思います。

(丹羽義男・西尾市立平坂中学校長)