今、幼児教育をどうする ~園と家庭との連携の在り方~

子供の健やかな成長と発達のためには、幼稚園・保育所・認定こども園と家庭とが円滑な関係にあることが望ましい。愛知県幼児教育研究協議会・愛知県教育委員会ではこの3月、園と家庭が幼児期に育みたいことを共通理解し、子供の育ちを支えていくための連携の一助としてリーフレット「幼児期の育ちを支える幼稚園・保育所・認定こども園と家庭との連携の在り方について―『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』を手掛かりにして―」を作成した。保育指導、研修等の参考資料として積極的な活用を期待している。

昨年度から「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」が全面実施となった。その全てに「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」(以下、「10の姿」)が示された。「10の姿」とは、小学校教育およびその後の教育へとつながる幼児期に育みたい資質・能力の具体的な姿である。

本リーフレットには、子供の遊びに潜む学びの姿を「10の姿」の視点から捉え、保育者と保護者が同じ目線で子供を理解し、見守り、子供自らの育ちを支えていくためのエッセンスが盛り込まれている。

園と家庭が、「10の姿」(表1)につながる幼児期に大事にしたいことを、同じ目線で見つめ、子供の育ちを伝え合うことが大切だという。

そして、保護者に対しては、「子供の姿やつぶやきからさまざまな学びと豊かな感性を見つけることができる」とし、子供と一緒に遊んでみませんかと伝えている。また、園に対しては、

「保護者の願いを受け止めながら園生活を通して育つ発達の姿を、分かりやすく工夫して発信しよう」と訴えている。

今こそ幼児教育にとって大切なことは、子供の具体的な言動を基に園と保護者が共通理解し連携を深めていくことである。

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本リーフレットは《県教委義務教育課Webページ》で検索できる。