(読者の窓)聖火ランナー

2020オリンピックパラリンピック開催まで、あと1年を切った。世界中のトップアスリートの高いパフォーマンスを目の前で観たいと、チケット抽選募集に申し込んだ方も多いことと思う。私もその一人であるが、残念な結果であった。

さて、オリンピックといえば、聖火リレーもおなじみであり、今回の聖火ランナーの公募の倍率も各県とも高く、愛知県も200倍近かったようである。光栄なことに、稲沢市もルートになることが決定している。

また、稲沢市は、ギリシャのオリンピア市と姉妹都市の提携を結んでいる。

理由としては、①両市ともに、紀元前にまでさかのぼる歴史をもつ古い都市で、多くの遺跡や文化財があること②古代オリンピック競技は裸で行われ、国府宮はだか祭と共通するものがあること③両市とも平和を願い、非核平和都市宣言をしていることがあげられる。

その関係で、稲沢市の中学生は、オリンピア市での聖火リレーに、招待されている。長野オリンピック、そして、アテネから四大会連続で、今回は6度目となる。3月に、市内9中学校の2年生の代表生徒が派遣される予定である。

近代オリンピックの創立者であるクーベルタンは、オリンピックの目的の一つに「平和の祭典」であることを掲げ、その理念は現在も継承されている。聖火リレーに参加する生徒たちには、「平和を願い、世界をつなぐ」という意識をもって、聖火ランナーとしての役目を果たしてきてくれることを大いに期待したい。

(白木秀文・稲沢市立祖父江中学校長)