(読者の窓)小人の気づき

世界的ベストセラーである「チーズはどこへ消えた」(スペンサージョンソン著)を20年ぶりに読み返した。のちに「失われた20年」と言われるように、当時は、バブル経済が崩壊し、企業も変革を迫られていた時代に多く読まれた書である。

大切にしていたチーズを失ったネズミと小人が、迷路の中で新たなチーズを探す過程で生き抜いていくために必要なことに気付いていく物語である。

チーズは、私たちが人生で求めるものを象徴し、迷路は、それを探す場所である。……

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