(読者の窓)鍬形祭り

「チョーサンヨー、ハーサンヨー、ニーワカーニ、ホンマニツイテー」との大きな声で元気な掛け声。それとともに〈プップクプー〉というほら貝の音。とても特徴のある笠寺学区の「鍬形(くわがた)祭り」です。

鍬形は兜の頭の部分につける角状の立物のことです。この鍬形をかたどった飾り物をそれぞれの町内ごとに担いで笠寺観音の本堂にお参りするのですが、帰りに鍬形を奪い合うことへ発展する勇ましいお祭りです。

この祭りの起源は、戦国時代に笠寺観音で、竹千代(徳川家康)と織田信弘(信長の兄)の人質交換がきっかけに始まったと言われています。……

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