(読者の窓)楽しさが大切

みよし市では平成29年度より小学校プログラミング教育の準備を進め、30年度には各小学校にマイクロビットを40台配置しました。新指導要領の完全実施を前にハードウエアはそろいましたが、次に必要なのはそれを運用する教員のスキルです。プログラミングは英語とは異なり、教員が体系的に学習したことのない、いわば未知の領域です。実際にやっていることは簡単とはいえ、ちょっとしたことでつまずいたり、基本的な事項が理解できておらず、子供への指導をちゅうちょしたりということは当然考えられることでした。

そこで、市教育委員会を中心に各小学校に大学教授を招いて研修会を実施するなどして、一人でも多くの教員が必要なスキルを身に付けられるように研修を進めました。

手探りで始めたプログラミング教育ですが、教員の研修の様子を見ていても、また、実際に子供が活動しているのを見ても、やはり大切なことは、やって「楽しい」ということだと思います。自分の作ったプログラムが思いどおりに動くことの楽しさ、うれしさは、それを体験した人しか分かりません。

また、思いどおりに動作しないときに、あれこれ考え改良し、何度も試してみる。そして最後にちゃんと動作するようになったとき、その喜びは、さらに次のステップに進もうという意欲につながります。

これからも「楽しい」を忘れず、みよし市のプログラミング教育を発展させていきたいと考えています。

(堀木広・みよし市立南中学校長)

あなたへのお薦め

 
特集