【名古屋市教育センター】子供理解を深めるために

教育相談部では、子供を理解し、適切な指導や支援を行うための生徒指導・教育相談や特別支援教育に関わる研修を実施しています。

■若手教員のための学級集団づくり講座

この研修は、教職経験2~4年目の通常の学級を担当している教員を対象とし、昨年度開設しました。

初任者研修を終えた若手教員が、学級経営の基礎である学級集団づくりについて実践的に学ぶことを狙いとしています。

研修内容は、講義と演習で構成されています。hype-QUの結果の分析と活用の仕方や、結果に表れる学級集団の傾向にふさわしいグループアプローチや学級集団づくりの方法について学びます。

受講者はhyper-QUの結果を基にした学級集団の強み・弱みの捉え方と、その対応策について実践的に学び、2学期以降の学級集団づくりに役立てることができます。

■OJTで進める教育相談講座

この研修は、昨年度まで行っていた「子供理解を深めるための教育相談講座」をリニューアルしたものです。

中学校ブロックに全校配置された常勤のスクールカウンセラーを活用した校内での事例検討会を推進することを狙いとしています。

日々の子供との関わりの中で感じた様々な課題を、グループで協議することを通して、子供への理解を深めていきます。また、受講者が主体となってグループ協議を進めることで、事例検討会の進め方について学ぶことができるようにします。

研修内容を受講者から各学校に還元してもらうことにより、校内での事例検討の推進や、教育相談体制が活性化することを期待しています。

■特別支援教育推進講座

この研修では、インクルーシブ教育システム(障害のある者と障害のない者が可能な限り共に学ぶ仕組み)の構築に向け、保護者への支援やアセスメントの方法、就労支援などを学ぶことができます。

また、特別支援教育を推進する上での視野を広げるため療育センター、児童相談所、児童心理治療施設(くすのき学園)が併設された名古屋市児童福祉センターの見学を行い、施設の職員からの講話を受けることで、教育と福祉の連携の大切さも学ぶことができます。

■特別支援学校・特別支援学級指導法講座

この研修では、知的障害のある子供に対し、生活科、国語科、算数科・数学科、音楽科、図画工作科・美術科、体育科の指導について学ぶことができます。この講座は毎年500人程の応募がある人気の研修となっています。

特に、授業の中でICT機器を活用して指導ができるように、受講者には、モバイルタブレット端末を配布し、実際にデジタル教科書を操作したり、教材を作ったりしながら使い方を学びます。

■特別支援学校・特別支援学級・通級指導教室新規担当教員研修会

この研修では、新たに特別支援学校・特別支援学級・通級指導教室を受け持つ教員を対象に行う研修です。受講者は、受け持つ学級や教室に応じて、県内、市内の指定された学校へ行き、授業の様子を見聞きします。そして、その内容を実際の授業に生かすことができるようにします。また、弱視、言語障害・難聴、肢体不自由の学校参観に関しては、新規担当者に加え、現担当者も参観できるようにしています。

今年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、予定されていた研修が縮小または中止(動画コンテンツや資料を紹介)されました。今年度行う予定だった研修の内容をさらに良いものにし、教員の皆様が満足できる研修を提供していきます。

あなたへのお薦め

 
特集