主体的に活動する本郷っ子の育成 名古屋市立本郷小学校

学校生活の「学び」「遊び」「異学年交流」で

育てたい子供像

これからの社会の担い手となる子供たちには、見通しをもって粘り強く活動したり、内容を振り返りながら活動を調整したりする主体的に活動する力が求められている。本校では、学校生活の「学び」「遊び」「異学年交流」の場面を通して、『子供の主体的に活動する力の育成』に取り組んでいる。

「学び」の場面で

遠足に向けてトリオグループで話し合う場面

子供が主体的に活動する力を伸ばすために、パフォーマンス課題を活用した単元計画を設定する。パフォーマンス課題とは、プレゼンテーション、演技、演奏、試合などのように、既有の知識や技能を複合的に活用して取り組む課題である。単元の初めにパフォーマンス課題を提示し、単元の終盤にパフォーマンス課題に取り組ませるようにしている。
さらに、毎時間の振り返り活動の工夫もしている。子供が毎時間の学習の成果を記録し、その全体を観察可能な形で「見える化」できるような振り返りカードを作成し活用させている。

また、家庭学習においても主体的に活動する力の育成を狙っている。6年生には、2週間分のスケジュール管理ができる「スマイルカード」を渡し、自分の課題や生活リズムに合わせて学習計画を立てさせている。

「遊び」の場面で

学校生活において、子供が主体的に活動する力を発揮しやすいのは運動遊びをしている場面である。そこで、子供が運動遊びをしたいと思えるような環境づくりに取り組んでいる。運動場には子供が自由に使えるボールや跳び縄などを置いた「スマイルハウス」を設置している。そして毎月一つずつ運動遊びを紹介し、子供が運動遊びをしたいという思いの持続を狙っている。

「異学年交流」の場面で

異学年交流は、兄弟姉妹という子供にとって宿命的な関係では成し得ない人間関係を意図的に提供するものである。社会性の基盤を育てる一つであり、子供が主体的に活動する力を引き出すことにも有効である。本校では、3学年縦割りのトリオグループを組み、「年長者」「年中者」「年少者」の立場を2年間ずつ経験させている。トリオグループで、さまざまな活動に取り組ませている。

6年生の演劇体験

本校では、令和元年度から「本郷アートフェスティバル」という名の行事を開催している。この行事の目玉は、6年生が演劇をセルフプロデュースすることである。5年生以下は、6年生での演劇のセルフプロデュースができるように考えられた課題に取り組む。各種たよりや、ホームページで、取り組みの狙いや様子を紹介することで、当日の出来映えだけでなく、過程における子供の努力が伝わるようにしている。保護者からは、「子供たちの主体的な取り組みが感じられるよい取り組み」という評価を受けている。

今年度はコロナ禍のため、縮小しての開催となるが、12月の開催に向けて試行錯誤を重ねている。

(文責・赤堀英則校長)

本校/℡052(774)4125。

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