仲間とつながり、みがき合う児童の育成 犬山市立犬山西小学校

自ら考え、互いに伝え合う活動を通して

▼研究主題について

研究主題を「仲間とつながり、磨き合う児童の育成」とし、児童が主体的に課題や仲間と「つながる」ことができるようにすること、これまでに身に付けた知識や技能を活用して自分の考えを持ち、それを伝え合うことで多様な考えに触れ、自分の学びを「磨き合う」ことを目指した。

▼研究推進にあたって

作文を読み合ってよりよい文にする活動(1年生国語)

研究主題に迫るため、学習環境を整えるスタイル研究会と、学習活動を研究する指導実践研究会を立ち上げた。スタイル研究会はさらに3部会に分かれ、指導案や学習規律の確立、学習集団づくりといった面を担った。指導実践研究会は各学年部会に分かれ、授業の工夫と改善を行った。

▼研究の実際

(1)スタイル研究会の実践

①授業づくり部

つながるためには、児童が自分の考えを持ち、表現することができる課題や発問、場面を意図的に仕組む必要があると考え、具体的な手だてが見える指導案の形式を作成した。単元計画において、獲得・活用させたい見方・考え方を示し、仲間とつながる学習活動や、思考を促す発問を明確に位置付けた。

②環境づくり部

同じ学びが全校で実現するように、学びの土台となる学習規律を統一した。とりわけ、話し方や聞き方については、仲間の考えと比較する言葉や因果関係に着目する言葉、他者に考えを求める言葉をまとめ、「話し名人」「聞き名人」という学びのモデルを作成し、授業で活用した。

③仲間づくり部の実践

仲間とつながるための基盤となる豊かな心を育む活動を計画・推進した。業前の時間を活用し、年間を通して活動を行ったことで、仲間を認め、共に伸びていこうとする集団形成につながった。

(2)指導実践研究会の実践

主体的に学びに向かうことができる学習課題、「つながり、磨き合う」場面を生む発問などについて検討した上で授業を実践した。考える視点を示したり、思考の活性化を促す発問をしたりすることで、児童は自分の学びを深めることができた。さらに、教師が意図的に児童の考えをつないだり、新たな視点で再考させたりして授業をコーディネートし、新たな学びにつなげることができた。

▼今後に向けて

本研究を経て、児童は集団の中で自分の考えを磨き、それを客観的に捉えることで学びを確認し、次につなげるようになった。今後も、主体的に関わり、学び続ける児童を育む実践を進めていく。

(永屋雅樹校長、文責・黒木夕子教務主任)

本校/℡0568(62)8280。