【私を支えた「この一冊」(10)】生き方

稲盛和夫 著
サンマーク出版

「私たちはいま、混迷を極め、先行きの見えない『不安の時代』を生きています。豊かなはずなのに心は満たされず、衣食足りているはずなのに礼節に乏しく、自由なはずなのにどこか閉塞感がある。」

コロナ禍において、より一層混迷を深める中、「人間は何のために生きるのか」という問いに対してつづられた言葉の一つ一つに共感を覚える。そして、子供たちの未来に夢と希望をもたせる崇高な使命を担う一人として、人が生きる意味や価値を見いだし、人生の指針を明確にもたなくてはならないことを痛感する。

本校生徒と教職員のために、「人として正しいことを追求すること」「事を成すために、もてる能力を発揮し、常に情熱を傾けていくこと」「高邁な人格を手にするために仕事に励むこと」この3つを脳裏に刻み、日々精進したい。

(長澤辰夫・稲沢市立大里東中学校長)