(読者の窓)新つながり方

今年1月初め、1年生の教室をのぞくと子供たちがPCのタブレット端末を使っている姿を目にした。GIGAスクール構想の幕開けを感じた瞬間であった。

全校にタブレットが入ると職員は若手を中心に毎日のようにタブレットの使い方について研修を始めた。「校長としても何か始めたい。」という思いに駆られ、グーグルクラスルームを利用して全校児童と校長が直接やりとりできる部屋を用意することにした。名付けて「亀山ちゃんのへや」。

用意はしたが、どのように活用するか迷った末、以前本紙の「読者の窓」に学校の歴史クイズを掲示した方の文章が掲載されていたことを思い出し、まずは手始めに、学校に関するクイズを用意して出題した。グーグルクラスルームを活用している学級の子供たちは、すぐにこの部屋を発見したようで、子供たちから「学校のことを知ることができてうれしかった。」「またお願いします。」と、コメントが届き始めた。学校に関するクイズを二度三度と出した後、朝会を校長室からリモートで行う機会を設けた。校区で想定される津波の危険性と避難への意識高揚のため、スライド機能を使いながら話をした。このときも、子供たちからたくさんの感想が届いた。伝えたいことが多くの子に伝わったことを知ることができた。

タブレットが全校の子供に行き渡ったことで、子供たちとの新しいつながり方を手に入れた。今後、さらなる活用の仕方が楽しみである。

 (山田 敦・田原市立亀山小学校長)

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