(読者の窓)生徒と共に

5月に予定されていた岡崎市中学校総合体育大会(以下総体)が新型コロナ感染拡大防止の観点から中止になりました。総体は岡崎市の中学生が部活動ごとに大会を行う、岡崎市の中学生にとっての目標の大会です。

それが2年連続での中止。本校の3年生も状況は理解しつつも、目標の大会にしていただけに、悔しいという、もって行き場のない感情を押し殺して、前を向いて精一杯生活をしていました。

そんな中、総体を含む各種大会の延期や中止にもめげず、部活動に励む生徒を励ます目的で、教職員チームと試合をする本校独自の『東海中総体』を行おうと、3年学年主任が計画しました。

生徒たちはその計画を意気に感じ、多数の部が参加してくれました。最初は、和気あいあいとした雰囲気で試合ができると思っていましたが、甘くはありませんでした。生徒は真剣です。バレーでは強烈なスパイクを打たれ、剣道では激しく面を決められました。教職員も大人げないと言われようが、一生懸命がんばります。それが、真剣にやっている生徒のためになると思うからです。

ワンプレーごとに生徒の笑顔がはじけます。教職員も生徒の成長を頼もしく感じ、笑顔がこぼれます。試合後、円陣が組まれ、生徒からの感謝の言葉と教職員からの激励が飛び交い、温かい拍手で包まれていきました。

私たちはいつまでも、全力で応援します。地道にひたむきに、今を精一杯駆け抜けるあなたたちを。がんばれ東中生!

 (今枝武司・岡崎市立東海中学校長)

関連記事