全校ダンスRising Sun 幸田町立幸田中学校

-SMILE&HAPPY from KOTA-

KOTAJHS Rising Sun Projectとは

幸田中学校には、「伝統」として受け継がれる思いがある。それは、「全校が一体となり、一つのことに取り組むこと」である。全校で取り組む「全校ダンス」もその一つである。

「Rising Sun Welcome活動」で踊っている様子

東日本大震災、西日本豪雨などの自然災害の発生を目の当たりにし、自然災害から自他の命を守るという意識の向上、「自ら考え、判断し、行動する」力を高めるために、本校では防災・安全教育に取り組んできた。その中で、東日本大震災の復興支援ソングである「Rising Sun」の思いに共感するとともに、東日本大震災の被災地である釜石東中学校の生徒が踊る「Rising Sun」を知り、全校ダンスとして取り組むことに決めた。「SMILE&HAPPY from KOTA」をスローガンに、まずは自分たちがダンスを楽しみ、自分たちの活動を見守ってくれた方々や自分たちに関わっていただいた方々に笑顔になってもらいたいという思いをもって活動に取り組んできた。

そんな先輩方の意志を受け継ぎつつも、この活動をより良いものにしていくために、ダンスをよりクオリティーの高い「魅せるRising Sun」にすること、「Rising Sun」をコミュニケーションツールとしてより多くの人とつながり、今まで以上に笑顔や元気を届けること、この二つの思いを形にするために、KOTAJHS Rising Sun Project2021として活動をスタートさせた。

KOTAJHS Rising Sun Project2021の取り組み

生徒たちは、「守られる人から守る人へ」という意識をもち、防災学習に取り組んでいる。令和3年3月と5月には、岩手県にある「いのちをつなぐ未来館」との遠隔授業を行った。「3・11がなければ知ることのできなかった人の温かさや作られることのなかったRising Sunがあり、自分たちができることとして、卒業された先輩方の意志を胸にRising Sunを踊り、たくさんの人に笑顔と元気を届けたい」という生徒の振り返りからも分かるようにRising Sunに対する意欲の高まりも感じることができた。

そんな生徒たちが自ら動き出した活動の一つとして「Rising Sun Welcome活動」が挙げられる。Risingリーダーが休み時間に自主的に練習をしている姿を見て、「一緒に踊りたい」と外に出て踊る3年生の姿があり、その姿を窓から眺め、教室で音楽に合わせて踊っている1、2年生の姿があった。「それならみんなで踊ろう」とRisingリーダーの一声から始まった生徒たちの主体的な活動である。「踊りたい人が集まる」をコンセプトに行ったこの活動には、300人近くの人数が集まった。生徒の振り返りには「『やらされる』ではなく、『自分から』という部分がとても良い」「踊っている姿を見ていると、『楽しんで踊っている』というのが伝わってきた。この活動でみんなも笑顔になってくれると思うし、更にパワーアップしたRising Sunが創れると思った」と書かれていた。

こういった、生徒の主体的に取り組む姿勢を何よりも大切にして、自分たちから笑顔と元気を届けられるような活動をさらに展開していきたい。

(文責・山本勝秀校長、執筆者・高須優典教諭)

℡0564(62)0043、E-mail=kotajh@town.kota.aichi.jp

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