【私を支えた「この一冊」(14)】理想の小学教師像

教頭として勤務していた学校の校長先生より紹介していただきました。500ページを超す大作ですが、読み始めると「その通り」と思わずつぶやいてしまいます。

森 信三 著
致知出版社

本書は神戸大学教育学部での森先生の講義録です。60年以上も前の内容ですが、令和となった今も変わりません。教育の「不易」がそこにはあります。小学校教員だけでなく、教育者にとっての必読書であると感じました。

いわゆる「学級づくり」というテーマではありますが、結局それは一人一人の子どもの「人間づくり」に他ならないということを教えてくれます。

義務教育の3分の2である6年間は小学校です。小学校は、一人一人とじっくり向き合って、人間としての基礎づくりをする重要な場であるということの「責任と誇り」を再認識できる一冊です。

(井土小枝子・西尾市立東幡豆小学校長)

関連記事