愛知の教育の充実・発展のために 県小中学校長会「教育予算陳情」

 愛知県小中学校長会(鈴村俊二会長)は、4月当初から、「教育条件委員会」を中心に、2022年度教育予算の陳情に向けて審議を重ねてきた。その後、教育諸条件の整備を要望した「陳情書・陳情説明資料」をまとめ、8月には愛知県教育委員会への陳情、10月には「県教育予算学習会」を開催し、現在、各地区の代表が県議会議員に対して活発な陳情活動を進めている。
 

◇2022年度の教育予算に関する陳情事項

【最重点陳情事項】

1. 教職員定数改善と配置の工夫について

1 ゆきとどいた教育を行うための少人数指導担当教員をはじめとする、小学校専科指導教員、通級指導教室担当教員、日本語教育適応学級担当教員等の加配措置拡充

2 小学校低学年複式学級における国語科・算数科の学力向上対応のための非常勤講師の配当時間数拡充

3 一人一人の教育的ニーズに適切に対応するための特別支援学級の学級編制基準引き下げ

2. 教育諸条件の整備・充実について

1 少人数学級の計画的整備に向けた小学校第4学年への35人編制の拡充と中学校第1学年における県独自措置の継続

2 養護教諭複数配置基準の引き下げと複数配置の緩和措置拡充、並びに大規模単数配置校への加配教員の配置と個別加配枠の拡充

3 講師不足を解消し、円滑な学校運営を図るための学校現場のニーズに迅速かつ適切に応えられる人材の確保

4 多彩な人材の参画による学校の教育力向上を目指した学習指導員配置事業やスクール・サポート・スタッフ配置事業、部活動指導員配置事業の一層の拡充

5 育児短時間勤務や部分休業の教員、介護休暇・介護時間を取得する教員の勤務が学校運営に支障をきたさないための条件整備と短時間再任用教員の基礎定数外での活用

6 新型コロナウイルス感染症等に対応する「学校の新しい生活様式」をふまえた条件整備や予算措置の拡充

3. 教職員給与等の改善と処遇の充実について

1 学校現場の実情に見合った定年延長制度の設計や定年退職後の処遇の改善

2 教職員評価の給与等への反映における公務の特殊性や多様性をふまえた慎重な対応

3 普通旅費の維持・改善と「修学旅行や野外活動、遠足等の引率・下見」、「教職員の研修・講習参加」のための別枠旅費の必要額の確保

4 部活動指導業務に係る教員特殊業務手当の業務実態に見合った必要額の確保

 以上の【最重点陳情事項】に基づいて、さらに「陳情事項」を掲げ、国や県に教育諸条件の整備を強く求めていく。

 

あなたへのお薦め

 
特集