【私を支えた「この一冊」(16)】雑談の一流、二流、三流

著者 桐生稔
出版社 明日香出版社

ポイントは三つまでという実感から、「一流……」という題に引かれてこの本を手に取った。

雑談は、人と人との関係を保つために必要不可欠なコミュニケーションである。読み進めると、「雑談前の準備」の項目で、「三流は、何も準備せず、二流は、雑談ネタを準備し、一流は、何を準備する?」と問われ、考えた。答えは、「相手が心地よく話せるような『表情』」であった。

マスク着用が当たり前の毎日。表情が相手に与える印象に改めて思いをはせた。非言語コミュニケーションの重要さから、教師の仕事は、AIに代替できないと言われているではないか。

今まさに、表情・仕草から意識を研ぎ澄ます必要がある。豊かな教育活動のために、一流の雑談を生かしたい。

 (若山敏美・豊田市立東広瀬小学校長)

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