【私を支えた「この一冊」(17)】いのちのおはなし

日野原重明・文
村上 康成・絵
講談社

「いのちは、きみたちのもっている時間だといえますよ」「これから生きていく時間。それがきみたちのいのちなんですよ」

十歳の子どもたちに向けた「いのち」の授業を絵本にしたものである。

命って何だろう?―これには、大人でも答えることがなかなか難しい。十年ほど前にこの本に出会い、子どもたちに向けたその答えが、大人の私の中にもしみ込んでいった。

以来、毎年、卒業前の6年生に向けた講話で、この本の話を伝えている。自分のもっている自分の時間を大切につかって、生きていってほしいと願いながら。

(余合寿代・名古屋市立児玉小学校長)

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