名古屋市守山区 上志段味小が開校 ~笑顔あふれる子供の育成~

 本年4月、名古屋市守山区内21カ所目の小学校として上志段味小学校が開校した。志段味地区では区画整理による宅地開発が進み、児童数が年々増加していた。志段味東小が将来「過大規模校」になる見込みから分離開校の運びとなった。初年度児童数は、624人。2012年、下志段味小が開校して以来の新設校である。

 本校の学区は、「志段味古墳群」を有し、春日井市、瀬戸市、尾張旭市に隣接する名古屋市の北東に位置している。大久手池に隣接し、敷地面積は13500m2。校舎は3階建て、教室棟と体育館棟から成り、両棟を中央棟がつないでいる。材木が多用され、温かみを感じられる造りとなっている。避難者支援室など防災避難拠点としての施設を設けているほか、太陽光発電や屋上緑化など環境にも配慮している。トイレは全て洋式で、雨水も利用している。

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 特に、中央棟の多目的スペースは吹き抜けと大きな窓が特徴の開放感ある空間となっており、階段状の座席で学習に利用できる。

 本校の教育目標は、「思いやりをもち、自ら考え、行動する、笑顔あふれる子どもたち」の育成である。具体的には「励ましや感謝の気持ちを言葉や行動で表現し、協力できる子」「相手の話に耳を傾け、相手の気持ちに寄り添うことができる子」「ICTを日常生活で正しく使える子」などの姿を目指している。ICTの活用では、朝の学習タイムのAIドリルを活用した学習など、タブレットを積極的に活用した取り組みを行っている。また、タブレット使用時の約束については、教員ではなく、児童会を中心とし、児童自らが約束事を決めている。大人が作った約束ではなく、自分たちで考えた約束を作ることで、より主体的にタブレットを活用できるものである。

 また、毎日を健康で生き生きとした生活を送ることで笑顔あふれる子どもたちを育てることを目標としている。

 『笑顔』をもじって、え「叡智」(深く物事を考える子)、が「頑張り」(最後までやり抜く子)、お「思いやり」(相手に気を配り行動する子)を大切にして日々の教育活動を進めている。

 自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え判断して行動する力を養うこと、笑顔あふれる活動の中で、仲間と共に成し遂げていこうとする資質を磨く教育を大切にしている。

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