(読者の窓)共につくる

 本校はこれまでに地域連携、小中連携を軸にして「関わり合い」をキーワードとした研究に取り組むことで子どもたちの良さを伸ばそうとしてきた。研究は着実に成果を上げ、子どもたちは関わり合いによる自身の成長をメタ認知し、校内でのつながりはもとより、地域とのつながりをさらに強めたいと願っている。

 今年度は、「みよし市版コミュニティスクール」の立ち上げの年となり、これまでの実績から本校がモデル校にふさわしいと指定されることになった。現在は地域学校協働活動の充実を図っているところである。

 9月の終わり、第2回の学校運営協議会が実施されたが、校長の発案により、この協議会に生徒会役員も参加することにした。学びの主体である生徒が学校運営を話し合う場にいるべきだと考えたからである。

 問題はないだろうと安心してはいたが、それは予想を上回るものであった。生徒たちは満面の笑みを浮かべ、生き生きと発言を続けた。そして、関わりを深めるための地域への要望と、学校をより良くするためのアイデアを出した。

 地域、保護者、生徒、教職員が共につくる学校づくりに向けた機運は高まってきているが、課題もある。「連携」する活動には負担感がつきまとうのだ。持続可能な取り組みにするためには、「効果が実感できる」ことと「気兼ねする必要がない関係づくり」が大切だと考える。教頭として、連携の要となれるよう、努力したいと思う。

 (山本俊輔・みよし市立三好中学校教頭)

あなたへのお薦め

 
特集