(読者の窓)笑顔

 本校の職員室正面の左上に「笑顔に敵なし」という額が飾られている。本校で一番長くいる職員に聞いてみたが、その職員が転勤してきたときにはすでに飾られていたようで、誰が飾ったのか、誰が書いたものなのかが今でも分からない。

 自分は、親が付けてくれた名前の通り、和を広げるように周りの人と接してきたので、今でもたくさんの人々に囲まれて幸せ者だと思っている。その中で、いつも心掛けてきたのは、笑顔である。そのため、この「笑顔に敵なし」が、赴任当初から気になっていた。

 「笑顔に敵なし」と同じような意味のことわざに、「笑う顔に矢立たず」とか「怒れる拳、笑顔に当たらず」というものがある。また、自分の好きなことわざには、「笑う門には福来る」や「笑って損した者なし」があり、自分を含め、自分の周りの人々がみんな笑顔でいてくれたなら、本当に幸せな気持ちになる。

 そこで、今年度の本校の経営方針を考える上で、初めてスローガンを作ることにした。

 それは、「笑顔の花を咲かせよう」である。まずは、子どもたちが「学校が楽しくて通いたい」と思えるように笑顔の絶えない温かい学校づくりを行う。次に、全職員がやりがいを感じ、絶えず笑顔で子どもたちの前に立ち続けられるようにする。そして、保護者や地域の人たちが思わず笑顔で自慢したくなる学校づくりを行えたら、最高に幸せである。そんな理想の学校を目指して、絶えず笑顔で頑張っていきたい。

 (森和広・稲沢市立清水小学校長)

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