(愛知県総合研究センター情報)新たな教師の学びを支援します

 愛知県総合教育センターでは、今年度より「教員サポートシステム」の運用を本格的に開始しました。本システムでは、各学校や各教員のパソコンからアクセスして、研修の申し込みをしたり、研修受講履歴や自由応募の研修についての受講可否を確認したりすることができます。また、学校ページからは、研修に関する学校宛て文書をダウンロードすることも可能です。

 このたびの教育公務員特例法及び教育職員免許法の一部改正により、教員一人一人が主体的に学び続けることの重要性がますます高まっています。それに伴って、教員自らが研修の受講履歴を確認することで、自らが必要とする研修を知り、必要な時期に選択して受講できるシステムの構築が求められています。本システムの有効な活用方法を検討したり、機能の改善を図ったりして、「主体的に学び続ける教員」を引き続き支援していきます。

eラーニング単独講座

 当センターでは、自己の都合に合わせて、反復して学習することができるオンデマンド型のオンライン研修であるeラーニング単独講座を開設しています。

 今年度、8つの講座を新設し、全部で32の講座があります。学習指導要領を踏まえた教科指導力の向上に資する講座をはじめ、「GIGAスクール構想の動向について」や「オンライン教育の効果と課題について」などの今日的課題を扱う講座、また情報モラル、特別支援教育、メンタルヘルスなど幅広い内容の講座を用意しています。詳細については、当センターウェブページ掲載の「令和4年度研修事業案内」を御覧ください。

 eラーニング単独講座は、全ての校種の教職員を対象としており、「教員サポートシステム」で申し込むことができます。申し込みは、2023年2月3日まで受け付けていますので、ぜひ御活用ください。

ICT授業活用について

■情報教育の充実に関する研究

センターからの授業の配信

 当センターでは、時代の変化や機器の技術進歩、ネットワーク環境の変遷に合わせ、時代に求められる授業でのICT利活用実践の研究を行ってきました。その成果を学校現場で活用していただけるように、当センターウェブページにコンテンツ集を掲載しています。

 昨年度は児童生徒に配備されている1人1台端末を用い、【導入↓展開↓終末】という一般的な学習過程での効果的な活用実践の研究を行いました。今年度はICTを「教具」から「文具」へ活用転換する研究を進めており、授業内に限定せず、さまざまな場面での活用実践を模索し、その効果を検証する予定です。

 また、研究成果を学校現場へ効果的に還元することを目指し、昨年度から教育実践報告を動画配信サイトにて公開しています。さらに、各校で活用するときの参考となるよう、実践した先生の「生の声」を聞ける対談動画も追加しました。ぜひ御覧ください。

■COREハイスクール・ネットワーク構想

 文科省から3年間の研究指定を受け、ICT機器の活用によりCOllaborative(協働的)で、REgionalな(地域社会に根ざした)学校間連携の構築を目指した研究事業を進めています。2年目の今年度は当センター内にオンライン配信室を2部屋整備し、中山間地や半島部の高校とネットワークを介した遠隔授業を実施しています。

 現状では受信側の学校でも専門の教員による適切な支援を受けられていますが、近い将来、日本各地の高校で生徒数や教員数が減少し、教員が専門外の教科などを教えざるを得ない状況が増えることが予想されます。当センターでは、オンラインで授業を配信したり、学校間を結んだ協働的な授業を支援したりして、日本のミライの授業に少しでも役立てばという思いで取り組んでいます。

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