日本の学校の怪談絵図鑑(全3巻)

常光徹 監修、山村浩二 絵 ミネルヴァ書房 各巻2800円+税
常光徹 監修、山村浩二 絵
ミネルヴァ書房
各巻2800円+税

既刊第1巻に続き第2巻と第3巻が発行された。怖いけれど「みたい! しりたい! しらべたい!」話。第2巻は「学校やトイレにひそむ怪談」、第3巻は「学校の七不思議と妖怪」。

昼間の喧騒と一転して、放課後、忘れ物を取りにしーんとした校舎に入り、廊下を進み、薄暗い教室に入れば、背中に寒いものが。極め付きのトイレは、ひんやり感や閉塞空間の中の孤独感が、何者かの気配を感じさせる。そんなトイレで「赤い紙がいいか、青い紙がいいか」とささやく声。ものすごい形相の女の人に追いかけられてトイレに逃げ込むと、扉を一つずつ開ける音がして「ここにもいなーい」。気配はついに自分が逃げ込んだ扉の前に……。
「紙くればあいさん」や「妖怪テケテケ」なども登場する。

怖いもの見たさをそそる絵図鑑である。

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