[caption id="attachment_86377" align="alignright" width="300"] 松村二美 著
風詠社
1100円+税[/caption]  卒業して数十年たった今も、たくさんの教え子たちが会いに来てくれる――すてきな学級を数多くつくってきた著者が語る、温かい教育論である。  急に転校が決まった子供に対して、学級全体で突如企画した送別会、宿題をやってこない子供に対してやってしまったことへの重くのしかかる後悔、人生で一番楽しかったといわれる合宿の思い出、などのエピソードが展開される。  第一章「出会いと別れ」、第二章「子供たちに脱帽」、第三章「優しい気持ち」、第四章「後悔していること」、第五章「小さな約束」の五部構成で、著者の豊かな経験を記す。……

[caption id="attachment_86380" align="alignright" width="300"] 「小さな親切」運動本部 編
河出書房新社
1300円+税[/caption]  混み合う電車の中で故意に押す人、すれ違いざまぶつかっても謝らない人。人の悪意に遭遇するたび、心の中で舌打ちする。そうしたことが重なれば、街を行き交う名も知らぬ人々が、利己的で非情な集団にさえ見えてくる。  だが私たちの周りには、それ以上に人を思いやる心が存在していると本書は教えてくれる。収載された110編は、「小さな親切はがきキャンペーン」への応募作品6996通から選ばれた。日常の中の親切や、それに対する感謝の気持ちがつづられている。  入院した母親の見舞いに行く道中、自宅の梅の木を手折って渡してくれた無愛想な近所のおじいさん。……

[caption id="attachment_86371" align="alignright" width="300"] あべ弘士 著
ブロンズ新社
1500円+税[/caption]  遠い昔、アイヌの村。かあさんのおっぱいを一緒に飲んで、本当の兄弟のように育った、少年とクマのキムルン。アイヌの伝統には、村で大事に育てたクマを神の国へ送りかえす大切な儀式、イオマンテがあった――。  自然の中で生きるアイヌ民族の、いのちへの尊敬、畏怖(いふ)。すべてのものに神が宿っているというアイヌ独自の世界で生きる少年は、キムルンと育んだ兄弟の絆と、信仰の間に立たされて、強い葛藤を抱く。  少年が悩み、苦しみながらも矢を引き絞る姿は、読む人の胸を打つ。……

[caption id="attachment_86374" align="alignright" width="300"] たしろちさと 著
佼成出版社
1300円+税[/caption]  動物たちの花の都、お江戸。今日はみんなが待ちに待った花火大会の日。花火職人の息子ぽんきちは、早く夜にならないかと真っ昼間からうきうき、そわそわ、ぽんぽこ。すると、お母ちゃんからおつかいを頼まれて――。夜食のにぎりめしを持って、お父ちゃんのところへうきうき歩き始めたぽんきち。それを見た町民たちは、花火が始まるんだと勘違い。ぽんきちの後にみんなが続き、やがて町中を巻き込む大騒ぎに。  髪結い、湯屋、寺子屋に大工、魚売りに飛脚、それにお相撲さん。味わい深いタッチで描かれた、たくさんの動物たちが、江戸の町で活気のある暮らしを送る様子は目に楽しい。  夜空にまぶしいほどの彩りを添える花火。……

[caption id="attachment_82510" align="alignright" width="300"] 金子奨・高井良健一・木村優 編
大月書店
2000円+税[/caption]生徒も教員も学び合う学校の姿とは、どのようなものか。 生徒の学びを保障したいという願いが10年かけて実を結ぶまでを、14人の教員が詳細に記し、「協働の学び」の根源的な価値を伝える。 舞台は埼玉県立新座高校。……

[caption id="attachment_82501" align="alignright" width="300"] 前田勝洋 著
黎明書房
2000円+税[/caption]多くの小・中学校を行脚し、授業づくりや学級づくりを助言してきた元校長が、自分自身の実践や優れた教員の取り組みの中から見いだした授業の「知恵とワザ」のエッセンスが詰まっている。 その中には三色のチョークによる板書の色分けなど、今日の学校現場では基本とも言える決まり事も含まれているが、ある意味でそういった基礎こそが授業の根幹であり、授業がうまくいかないときこそ、その基礎基本に立ち返る必要があるということなのだろう。 著者は授業づくりにおいて学習規律を何よりも重視している。……

[caption id="attachment_82471" align="alignright" width="300"]
河村茂雄 著
図書文化社
1800円+税[/caption]変化の激しい知識基盤社会で、学校教育には「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育」と「主体的・対話的で深い学び」の実現が求められている。いずれも今日的な重要課題として大学や研究機関などで研究が進められているが、教室では一緒に展開するにもかかわらず、別個に語られることが多い。 「インクルーシブ教育」の実現と「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた教育実践を、一体的に推進する仕組みづくりを提案。「学級集団づくりのあり方」と「子供に対する指導のあり方」について、著者が聞き取りや観察調査を行った教員たちの取り組みを基に、望ましいモデルを示す。 2部構成で、前半ではこれからの学級経営における課題を指摘。……

[caption id="attachment_82474" align="alignright" width="300"] mpi松香フォニックス
吉田研作 監修 小川隆夫、東仁美 著
2000円+税[/caption] 2020年から始まる小学校の「外国語科」。この新たな教育活動に向かう教師のために小学校英語教育の研究や実践を担ってきた第一人者たちが、これからの指導のねらいや授業の在り方などを整理し、まとめている。 第1部の外国語科の指導では、学習指導要領と照らした外国語活動と外国語科の目標を説明。授業題材の選定や教材活用、ALTとのTT指導の在り方なども記す。 監修者の吉田研作上智大学言語教育研究センター長は、日本の英語教育の課題として、「小中連携」などを指摘。……

[caption id="attachment_82459" align="alignright" width="300"] 田中博史 著
文溪堂
1000円+税[/caption]大好きな和菓子屋さんが、値上げしちゃった! 「全部平等に100円上乗せします」って、経営不振ならしょうがないか……。でも、ちょっと待って。カステラやどらやきに、おまんじゅう。 たくさんのお菓子にいろいろな値段がついてるけど、それぞれに100円を足せば「平等な」値上げになるのかな? 小学校高学年がつまずきやすい「割合」の単元を丁寧に噛みくだき、個性豊かな算数忍者3人組と一緒に理解を深めていく、算数忍者シリーズの6冊目。……

[caption id="attachment_82450" align="alignright" width="300"] 陣崎草子 作・絵
光村図書出版
950円+税[/caption]サンタクロースなんて信じちゃいない。すぐに勤め先を辞めさせられる父ちゃんのせいでうちは貧乏だし、母ちゃんは愛想をつかして出ていった。プレゼントはほしいけれど、うちになんか来るわけないのだ――小学4年生にしては少々シニカルな主人公・四葉四郎のもとに現れたのは、サンタではなく、腹巻き姿で関西弁をしゃべる「おっさんウシ」だった。 サンタが牛という設定もさることながら、登場人物もぶっとんでいる。……

公式SNS

16,265ファンいいね