ちょっと昭和な関西の味

さいとうしのぶ 著 リーブル 1500円+税
さいとうしのぶ 著
リーブル
1500円+税

大阪生まれの絵本作家さいとうしのぶさんは、食べものを題材にした作品を多く手がけている。その作者が、自らの思い出として、昭和の関西の味を語る。

春夏秋冬に分けられ。51の食べものが登場。見開きで右ページにエッセイ、左ページには愛嬌たっぷりに、取り上げた食べもののイラスト。その食べものへの愛情が伝わってくるようで、関西人には郷愁を、それ以外の地域の人にも昭和の味わいをもたらしてくれる。

「冷コーとミックスジュース」冷たいコーヒーと関西独特のジュース。作者と祖父の昔ながらの喫茶店の風景や思い出とともにつづられている。「どて焼き」は牛すじを使って土手状にミソを盛り、その中央で具材を焼く。

味の思い出は、長期記憶となって脳に留まる。食育は、そんな深い思い出づくりとしても大切だ。

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