変わる!キャリア教育

文科省国研生徒指導・進路指導研究センター 編 ミネルヴァ書房 1200円+税
文科省国研生徒指導・進路指導研究センター 編
ミネルヴァ書房
1200円+税

次期学習指導要領に向けた審議でも、キャリア教育の重要性が指摘されている。

国研の生徒指導・進路指導研究センターでは「キャリア教育・進路指導に関する総合的な実態調査」を7年に1度実施している。その直近調査である平成24年度のデータと小・中・高校でのキャリア教育の実践事例が収載されている。

同センターはこれまでに、「学習意欲の向上を促すキャリア教育」「子どもたちの『見取り』と教育活動の『点検』〜キャリア教育を一歩進める評価〜」「『語る』『語らせる』『語り合わせる』で変える!キャリア教育—個々のキャリア発達を踏まえた‘教師,の働きかけ—」の3テーマのパンフレットをまとめている。この中には評価の在り方が示されている。

「見取り」のポイントとしては、(1)社会的・職業的自立に向けて身に付けさせたい力を明確にする(2)児童生徒の実態を踏まえた評価基準・指標を設定する(3)身に付けさせたい力を児童生徒と共有する——。

こうしたポイントが、各学校で実践されてきた具体例を挙げて説明されている。このうち(1)では、大阪市高槻市立第四中学校区の実践が示さている。「児童生徒の学びを生活や社会と関連付けながら捉えます」と指摘。その上で学習シートなどを活用し、各教科の知識・技能が生活や社会にどのように関わっているかを指導するのが重要だと説いている。

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