思考を深める探究学習

桑田てるみ 著 (公社)全国学校図書館協議会 2000円+税
桑田てるみ 著
(公社)全国学校図書館協議会
2000円+税

学校図書館でアクティブ・ラーニング(AL)を——。学校図書館を活用した探究学習では、さまざまなメディアを通じて、多角的・多面的な思考から、考えを発表するなどの学習を行う。

これにより、「思考力・判断力・表現力」を育成できる。そのための入門書である。児童生徒が思考を深めていく探究学習に着目し、▽決める▽問う▽集める▽考える▽創る▽振り返る——の6つのステップを示した。

この中には、「大テーマの下調べ」「小テーマの選択」「探究の評価」「新しい問いの発見」などの学習活動に必要な9つのアクションが示されている。

また協働学習であるALのポイントも提示した。

協同学習を促すために米国の心理学者エリオット・アロンソンが生み出したジグゾー法の在り方も掲載されている。

この方法は、1つの長い文章を3つの部分に切って、それぞれを3人グループの1人ずつが受け持って勉強する。それを持ち寄って自分が勉強したところを話し合い、ジグソーパズルを解くように全体像を協力して浮かび上がらせていく。

このほか、班を作り、あるテーマに沿って、それぞれが資料を読み解いたり、調べたりして、ディベートをするなどのALもある。

学校図書館では、さまざまな資料・本を活用できる。それが、ALを活発に進めるカギとなるだろう。

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