授業力アップ アクティブ・ラーニング

市坪誠 編著 実教出版 2000円+税
市坪誠 編著
実教出版
2000円+税

アクティブ・ラーニング(AL)の手法を活用した授業は、どのようなものなのか。次期学習指導要領でALは、キーワードの1つとなる。そうした中で、グループ学習やICTを活用した「主体的・対話的で深い学び」を示した「教え方の指導書」である。

前半では、児童生徒が「学習到達目標」を達成できるようにと、授業構造の在り方として「モジュール」と、教え方のアクティビティーとしてそれを展開する「スキル」が解説されている。

このうちモジュールでは、授業の進行の基本として、▽導入(到達目標や授業の内容など)▽展開(グループ学習など)▽まとめ(振り返りや予習など)——と、一連の流れを詳細に説いている。

これらの授業の基礎を基に、グループ学習やICT活用、問題解決型授業のPBL(Project Based LearningまたはProblem Based Learning)を章立てて明示している。

このほか後半では、教員が自らフィードバック・セルフチェックができ、組織的なアセスメントが行えるよう、チェックシートの活用を提案している。特に、教員の資質能力向上のための組織的な取り組みであるFD(ファカルティ・ディベロップメント)マネジメントとして、子供たちからの評価や教員自身の自己評価、同僚評価などがある。これに加えて、組織評価としてスキル評価がある。

これらの在り方が明記されている。