したじきくんとなかまたち

二宮由紀子 文 山村浩二 絵 アリス館 1300円+税
二宮由紀子 文
山村浩二 絵
アリス館
1300円+税

ぼく、しょうがっこうにいくの、こわいよ。おうちにいたい――。

入学式が終わり、いよいよ授業が始まる。早く学校に行きたくて張り切る文房具たち。でも、したじきくんの様子がへんだ。えんぴつたちには仲間がいるけれど、ひとりぼっちで不安なんだ。でも大丈夫。きみを頼りにしている友達がいるよ。

小学校に入学したばかりの1年生は、楽しさに心躍る一方で、不安や緊張もある。そんな児童の思いを、下敷きに託した。

一見するとただの板にみえる下敷きも、ノートにとっては必要な存在。国語や算数の勉強が始まると、子供たちがそう気づく瞬間がきっと訪れる。

自分では分からないかもしれないけれど、誰にでも素晴らしさがあり、仲間がいる。心温まる文房具たちのやりとりが、新学期に子供たちが抱える不安と緊張を解きほぐす。