「ほめる」ポイント「叱る」ルール あるがままを「認める」心得

「ほめる」ポイント「叱る」ルール あるがままを「認める」心得 南惠介 著 明治図書出版 1700円+税
南惠介 著
明治図書出版
1700円+税

ほめる・叱る・認める。この3つの適切な関わりの中で、子供たちは安心して適切に伸びていく。これは、長い教職生活で多くの子供たちと真摯に接しての実感だと述べる。

だが今は、若手もベテランも、何をどのようにほめ、叱り、認めればよいのかと頭を悩ませている。そこで、全ての教員にこの3つについて、これまで培った「技」を伝える。

この「技」には、教育観や子供への見方、考え方が影響するので、指導と子供への眼差しとの関係も説明する。

第1章では3つのバランスや違いを解説。第2章では「子供を伸ばす『ほめる』ポイント」、第3章では「子供が変わる『叱る』ルール」の考え方を、具体例を挙げながら示す。

ほめるについては、▽方向性と評価基準を示す▽子供の自己肯定感を育むとの視点を取り上げ、ほめる意義や目的を意識させる。子供自身がやる気を高めるための動機付けになる、ほめの要素を考える必要性を促す。

叱るルールでは、▽叱る意味を考える▽軽重をつけて叱る――などをアドバイス。怒ると叱るについては、「怒るはそのものがゴール。叱るは後のほめがゴール」などと違いを説明。

第4章では「子供のあるがままを『認める』心得」に言及。生きる力を支えるために、教員の、認める態度と行為の重要性について述べる。