イードのおくりもの

F・G・ウィリアムズ 文 P・ロイ 絵 光村教育図書 1300円+税
F・G・ウィリアムズ 文
P・ロイ 絵
光村教育図書
1300円+税

ムスリム(イスラム教徒)が日の光のある間に断食するラマダーン月。それが明けるとイード(祝い)を行う。この日には家族に贈り物をして、貧しい人たちに喜捨を行う。靴屋のイスマトは家族のために贈り物を求め、自分のためにはズボンを買う。でもズボンは指幅4本長かった。

ズボンを詰めてくれるように家族に頼むが、みんな、イードの準備に忙しい。そこで自分で寸詰めをした。そのあと、手が空いた家族が、イスマトのために次々に寸詰め。結局、4人が裾を短くした。

短くなりすぎたズボンは、家族の力でちょうど良く縫い戻された。さあ、断食明けを祝い、みんなでモスクに行こう。

家族の善意が笑いを誘う。トルコの民話を元に、インドでかかれた絵本。ムスリムの日常が、やさしく響いてくる。