0・1・2歳児のココロを読みとく 保育のまなざし

井桁容子 著 チャイルド社 1400円+税
井桁容子 著
チャイルド社
1400円+税

子供の行為には必ず理由と意味がある――。日常の一瞬一瞬からそれらを読みとき、育ちを見つめるまなざしがあれば、保育や子育てが変化していく。

Mちゃん(2歳0か月)は、おもちゃを一気に運びたい。「全部は無理だから、手に持てるだけにしたら?」。保育者の提案に首を振る。「どうしたらいいか考えてみて」。Mちゃんは、スカーフを広げ、おもちゃを全部包み込み持ち上げられた。

子供の力を信頼して、自分で考え工夫する時間を与える。温かい「保育のまなざし」は子供の力を最大限引き出す。

「そばにいる大人のまなざしによって、子供の育ちは大きく変わってくる」。Eテレ育児番組「すくすく子育て」でおなじみの著者が、保育の中で訪れる子供のまたとない瞬間や、育ちがあらわれたエピソードを写真で記録し、解説を加えた。