アザハタ王と海底城

高久至 写真/かんちくたかこ 文
アリス館
1400円+税

屋久島の海底に、ちいさな自動車ほどのお城がある。そこにいるのは、おしゃれな赤い水玉模様、大きな口にぎょろりとした目。王さまだといわんばかりのその魚は、みんなの顔よりも大きな「アザハタ」だ。

アザハタの王国には、ほかにもたくさんの魚がいた。スザクサラサエビに、キンメモドキ、毒を持つミナミハコフグだっている。じゃあ、そんな魚いっぱいのお城で、王さまのアザハタはどんなふうにふるまっているとおもう? いばっているのか、みんなにやさしくしているのか。敵が襲ってきたとき、台風でお城が砂に埋まったとき、アザハタ王が取った行動は……?

海底城の「アザハタ王国」を鮮やかな写真で切り取った、迫力満点の写真絵本。生き生きとした魚たちの「共生」を描く。巻末には実物大のアザハタの写真も。