学校図書館基本資料集

野口武悟 編
全国学校図書館協議会
2700円+税

「主体的・対話的で深い学び」が求められ、「調べ学習」など学校教育において図書館を活用した授業の実践が進んでいることを考えれば、学校図書館の重要性は今後さらに高まるだろう。本書は学校図書館の経営・運営、そして司書教諭と学校司書の養成に欠かせない基本資料を網羅する。さらに司書教諭や学校司書、教育委員会の行政事務など、現場の実務においても幅広く活用できる内容となっている。

資料は「法規・基準」「役割・機能」「職員」「施設・設備」「メディア」「メディアの組織化」「教育活動」の7つのカテゴリーに分類。「法規・基準」では学校司書を法制化した改正「学校図書館法」、大学で履修する学校司書の養成科目を示した通知「学校司書のモデルカリキュラム」など、学校図書館に関連する新しい資料を掲載。「職員」では、2014年3月の学校図書館担当職員に関する調査研究協力者会議で示された「これからの学校図書館担当職員に求められる役割・職務及びその資質能力の向上方策等について」を盛り込んだ。学校司書が児童や教員に対して実行すべき支援を考える上で指標となる。「教育活動」には1カ月間の1人当たりの平均読書冊数や不読者の推移などのデータも収録されている。

参照したい資料をすぐに一読でき、B5判の判型も見やすく使いやすい。司書教諭や学校司書を目指す学生、現場の実務に従事する職員らの傍らに常に置いておきたい。