ポカポカスープ

うえきまさのぶ 作
相野谷由起 絵
ひさかたチャイルド
1300円+税

熱を出して布団で寝ていた男の子。布団にもぐると、布団の奥から不思議な歌が聞こえてきた。歌に引き寄せられるように奥へ進むと、たき火の前でコックさんが特製スープを差し出してくれる。どこからか、鼻の詰まった象やせきの止まらないキツネなど、風邪をひいたたくさんの動物たちも集まってきて、みんなでスープをハフハフ。体の芯から温まり、すっかり元気に。

男の子が汗びっしょりになって気付いた時には、布団の上。すると、お母さんが見覚えのあるスープを持ってきて――。

小さいころ、熱を出して寝込んだ時の布団の冷たさや、たくさん見る不思議な夢、母の優しさ……。そんな誰もが体験した出来事を思い出させてくれる。スープから立つ湯気を見ているだけで、体も心もポカポカ温まる、寒い季節にぴったりの仕掛け絵本。