幼小では音楽的母語形成を 伝統唱歌や民俗舞踊で

ハンガリー音楽教育研究会(代表・尾見敦子川村学園女子大学教授)は「世界の中の日本の音楽教育を考える~音楽教育における幼小接続」をテーマとした研究報告会を、さきごろ聖心女子専門学校で開いた。研究員5人が、海外視察を踏まえてハンガリーなどでの幼小接続を見据えた音楽教育の様子を説明した。同国の幼稚園音楽教育の基本原則は「民俗舞踊や遊びなどを通した音楽的母語形成」の育成にあるとし、集団で伝承の唱歌や遊び歌に親しむ授業が進められている。また人格形成に音楽が深くかかわるとの視点を重視し、小学校就学までに育む音楽的能力を、身体、精神、社会的成熟の3観点で設定し、系統的な指導を実現しているとした。

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