
学校側の責任を問うのは酷
――「川崎スクールバス襲撃事件」をどう捉えているか。
事件直後に加害者が死亡したため、動機などで不明な点が多いが、短時間で起きた無差別的な犯行で、非常に凄惨(せいさん)で悲しい事件だ。こうした事件を防ぐことの難しさを改めて痛感させられた。
スクールバスの乗り場には、カリタス小学校の教員が毎朝立ち会っていたことが報道で明らかとなっている。今回の事件で学校側の責任を問うのは酷だ。
これまでの登下校中の子供を狙った傷害事件と異なるのは、スクールバスが襲撃されたという点だ。……
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