【木村泰子×中邑賢龍】学級に馴染めない子供たちをどう伸ばすか?(中)

学びや人との関わりに何らかの困難を抱え、学級に馴染(なじ)めない子供たちに、それぞれのアプローチで実践を重ねてきた木村泰子氏(大阪市立大空小学校初代校長)と中邑賢龍氏(東京大学先端科学技術研究センター教授)。子供たちをどのようにサポートし、自分らしさを発揮できる環境をつくっていくかについて語ってもらった。(司会・教育新聞編集部長 小木曽浩介)
テクノロジーで解決できるものは解決
小木曽 字が書けないなどの障害がある子供たちに対して、最近はテクノロジーを活用するケースも出てきています。

中邑 専門的な立場からお話しすると、字を書けない障害がある場合、書く練習をしても書けるようになることはほとんどありません。だから、書く練習をするより、ワープロを使った方がいい。テクノロジーなどを活用して解決できるものは解決して、物事の本質に向かうべきです。

 電卓やタブレットなどは、今は安く手に入ります。……

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