詳報 2019年度全国学力・学習状況調査 各教科の課題と指導改善


2019年度の全国学力・学習状況調査の結果が公表され、国立教育政策研究所は各教科の問題を分析した報告書を作成した。今回の調査では、従来のA問題とB問題を統合し、基本的な事項から問題解決までを一体的に問う形式となった。また、中学校では初めて「英語」を実施。「読むこと」「書くこと」「聞くこと」を筆記で実施し、「話すこと」は学校のコンピューターに音声を入力する方式で行われた。各教科の問題でみられた課題と指導改善に向けた方策を整理した。




小学校国語 目的や意図に応じて書くことに課題

小学校国語の平均正答数は14問中9.0問だった。

必要な情報を得るために、本や文章全体を概観して効果的に読むことや、インタビューの場面で、相手の意図を捉えながら聞き、自分の理解を確認する質問をすることはできていた。

一方で、相手に分かりやすく情報を伝えるための記述の工夫を捉えたり、目的や意図に応じて自分の考えを明確にし、まとめて書いたりすることに課題があった。……

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