境界線を越える学び STEAM教育(中) 子供に喜びや自信を与える


経産省「未来の教室」実証事業などで、数多くのSTEAM教育の実践や教員研修を行っている、STEAM教育家で、音楽家・数学研究者の中島さち子氏。子供たちの反応から見えてきたことや、教員研修でのポイントについて聞いた。


STEAM×スポーツの実践

――経産省「未来の教室」実証事業として、STEAM教育を実践されていますね。具体例を教えてください。

子供たちのスポーツでの「うまくなりたい」「勝ちたい」「楽しい」といったモチベーションを活用することで「主体的・対話的かつ深い学び」を推進できると考え、「未来の教室」では「STEAM×スポーツ」の実証事業も行っています(STEAM Sports Laboratory 主催)。

例えば、「STEAM(算数/プログラミング)×タグラグビー」では、昨年、ラグビーの五郎丸歩選手らと一緒に、小学4年生から中学2年生を対象としたワークショップを行いました。

まず初日はタグラグビーを実際にやってみます。タグラグビーが初めてという子供も多いので、なかなかうまく動けません。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。