学校が憂鬱な夏休み明け 子供の不安にどう寄り添うか



夏休みが終わりに近づく8月下旬は、学校が始まるのが憂鬱(ゆううつ)になり、不安な気持ちにさいなまれる子供が増える時期だ。こうした子供たちの不安や悩みに、教員はどのように寄り添っていくべきなのか。不登校経験者やフリースクール関係者、相談窓口のカウンセラーらへの取材を通じ、教師が取るべき対応の方向性を探った。




自分の価値観を押し付けないで

「自分の価値観を押し付けてくる。そういう教師が多い学校だった。当時は、学校の先生に心の底から会いたくなかった」――。

現在18歳になるさゆりさんは、中学校で不登校になったきっかけをそう振り返る。元々、低血圧で貧血気味だったさゆりさんは、学校や部活動を休んだり、早退したりすることがたびたびあった。

そうした中で、部活動顧問との人間関係や進路の不安などストレスが重なり、夏休みの終わりごろに「帯状疱疹(ほうしん)」を発症。……

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