正解のある学びから解き放つ


教科横断型の授業実践に取り組んでいる、東京都三鷹市立第一小学校の﨑村紅葉主任教諭。「正解がない図工の授業だからこそ、他の人と違うことをするのは素晴らしいということを、子供たちに伝えていきたい」と語る﨑村教諭に、授業で心掛けていることや、来年度からの新学習指導要領についてと、今後取り組んでいきたいという「子供と社会をつなげる」ことについて聞いた。


子供の「できた!」を見逃さない

――授業で特に心掛けていらっしゃるのは、どんなことですか。

子供たちと一緒に喜ぶことです。作品をつくる過程ですごく試行錯誤して、やっと「あ、これ自分の思っていたような形になった」という瞬間を見逃さないようにして、その「できた!」を一緒に喜ぶ。それを一番意識しています。

子供たちへの声かけでは、全体に向けて話すときはなるべく子供たち自身に気付かせたいと思っているので、あまり多くは語らないようにしています。

個別の声掛けでは、とにかく褒めます。子供たちはそれぞれが創意工夫して活動できているので、どの子にも絶対に褒めるポイントがあります。……

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