【先生の先生】教師人生を支える「教育観」を磨く


漫才師のスキルを学ぶ「笑育」や新聞記者のスキルを学ぶ「新聞教育プログラム(記者トレ)」など、独自の教員養成プログラムが話題を呼んでいる東京理科大学の井藤元准教授。インタビューの第2回では、学校現場で活躍する3人の元教え子に集まってもらい、井藤准教授の実践の成果に迫るとともに、真のプロフェッショナルを輩出するために大学の教職課程が目指すべき方向性を探る。


無意識に「笑育」を実践している

――実際に「笑育」「記者トレ」などを受講し、役立ったと感じていますか。

竹内 私は大学時代、授業や「笑育」で井藤先生には大変お世話になりました。昨年から公立高校の教員として勤務しており、2年目を迎えます。

「笑育」について振り返ると、生徒との関係づくりに生かせています。授業中に生徒を引きつける手法であったり、生徒が教師をどう見ているかの客観的な視点であったり、「笑育」のおかげで意識できるようになったと感じます。

副担任としてホームルームを担当することがあるのですが、「今日はどんなことを話そう」「どういう接し方をしよう」などと、通勤電車の中で考えるのが日課になっています。……

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