
高校でも見解は異なる
全国高等学校長協会(全高長)が9月10日、「地域格差などの問題が解決されないまま民間試験を活用するのは極めて重大な問題だ」として、活用延期と制度の見直しを求める要望書を萩生田光一文科相に提出したことはすでに伝えた。
しかし、高校側でも異なる主張がある。日本私立中学高等学校連合会(中高連)は9月19日、延期反対の姿勢を表明し、萩生田大臣に「大学や試験実施団体に円滑な実施を働き掛けるべきだ」とする要望書を出した。
中高連には全国約2000校の私立中学、高校が加盟する。……
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