【各国の消費者教育】フェアトレードタウンが支える学校教育

大阪教育大学教授 鈴木真由子
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 ・各国の消費者教育


ドイツでは、小売店でもスーパーマーケットでも、消費者は当たり前のようにエコバッグを持参しています。ペットボトルの飲料は、デポジット制です。ボトルの種類やサイズによって返却される金額は異なりますが、リサイクルボックスに入れるとお金が戻ってきます。陳列されている板チョコのほとんどに、フェアトレードマークがついています。レストランのメニューには、ベジタリアン対応かどうかの表示も確認できました。

ドイツは先駆的立場で環境教育に取り組んできました。リオデジャネイロの環境サミットで採択されたアジェンダ21(1992年)の後、ベルリン自由大学デ・ハーン教授主導の下、BLKプログラム21(1999年~2004年)を策定し、環境教育に関する教材や実践を蓄積してきました。

このプログラムでは、ESDを通して自然科学や数学的な力、文章の読解力などの習得を目指しています。……

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