【教育とリーダーシップ】主体性が育たない日本の組織

生徒にリーダーシップを求めている教師自身が、学校という組織の中でリーダーシップを発揮できているのだろうか――。リーダーシップ開発の専門家である中原淳立教大学教授と、「ボトムアップ理論」を提唱した畑喜美夫ボトムアップパーソンズ協会代表との対談(全3回)。第2回では、学校に視点を移し、教師に求められるリーダーシップについて徹底討論した。
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 ・教育とリーダーシップ
教師は「手放せない」

――リーダーシップを子供にどう身に付けさせるかと同時に、教師自身も学校という組織の中でリーダーシップを発揮することが求められています。

中原 「リーダーは欲しい」と言いながらリードさせない組織には、リーダーもリーダーシップも生まれません。それらが欲しいならば、若い頃から、人をリードする経験、リードしていく他者にフォロワーシップを発揮する経験を持つことです。

 それは子供についても同じですか。

中原 同じです。子供にリーダーシップを学ばせたかったら、子供にリードさせて、振り返ることです。……

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